沖縄 20~30代就職・転職

「あなたらしく働く」を豊かにするコラム

沖縄の各分野で活躍するエキスパートたちのリアルな声!
仕事選びから働き方、人生観まで様々な視点で深掘り。
「あなたらしく働く」をもっと豊かにするヒントが満載です。

「無理をする」を取り除こう

仕事というのは本来は期待に応えるため「頑張る」ものだとは思っているのですが、頑張る=良い成果、とは一概に言えないところもありますよね。
時間と労力を掛けて取り組んだ仕事よりも、リラックスした状態でやった仕事の方が評価されたりします。国民的ソングの制作秘話で「30分で出来ちゃいました」的なエピソードがまさにそれです。

そういう意味では、何が評価されるか分からないんですよね。
頑張ったってのは自分の内側だけにおける感想だし、「こんなに頑張ったのに何で報われないんですか!」という自己満足は第三者は分かってくれないですから。
頑張るにも種類があると思っていまして「理想のビジョンに向かって頑張る」なのか、ただただ闇雲にノルマを詰め込んで「無理をして頑張る」なのか、その性格は全然違ってきます。

ですから、頑張るのはもちろん頑張るし頑張ってもらわなくちゃ困るんですけど、「無理をする」というところを取り除いていく努力をしていきましょう。

≪その①「先手を取る!」≫

皆さんも経験があると思いますが、自発的に頑張っているのってそこまで疲れないんですよね。部活とか受験とかがそうだったと思うんですけど、目標があると疲弊しない。
でも、人に言われてやる、締め切りに追われている、受け身なスケジュールになっている等の状態の時は、やらされてる感が出て一気に疲れてしまいませんか。

早めに仕事を進めて追われるより追うようにする、締め切りよりも余裕を持って仕上げる、アポの時間を完全に相手に委ねない(候補日時を出して選んでもらう・もしくは複数の候補日を先方から出してもらう)などの工夫で先手を取りましょう。
先手必勝で頑張れば、あとは幾分かラクになれるはずです。

≪その②「余白の質を高める」≫

時間貧乏性の私もやってしまいがちなんですけど、隙間を詰めすぎてしまうスケジュールの組み立て。これは自戒を込めて見直さないといけません。
この後にケツがあることでバタバタしてしまうことがあります。

この隙間をもったいないと思うのではなく、インターバルの時間と捉えることで、タスクのやり残しをこなすことも出来ますし、昼寝しても良いんです。

≪その③「よりプライベートな環境に近づける≫

これは人によって相性はあると思うんですけど、私は仕事とプライベートの境目があまりないのが合っているタイプです。
生放送や収録は大体スケジュールは固定されるんですけど、それ以外の場合ですと、作業する場所を変えてリフレッシュする、一旦サウナ入る、カレーの具材切って煮込んでいる間に作業する、爆音のロック聴きながらビートに乗せてコラムを書く(←イマココ)などすると、むしろ集中して効率良く進めることができます。

ただON/OFFのメリハリを付けた方が良いという方も多くいらっしゃると思いますので、その濃淡は自分にフィットする塩梅でお試しください。
頑張っているあなたほど、休む=怠けると捉えてしまいがちなのかもしれません。

休む=コンディションを整える=質の良い仕事に繋がる、と肯定的に捉えていきましょう。
息を吐いてばかりじゃ酸欠しちゃいますからね。同じ分だけ余裕を吸い込んでいきましょう。

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ナガハマヒロキ

(https://office-fanfare.com/nagahamahiroki/)

ナガハマヒロキさんの他のコラム

辞めて、始めて、自分を固めて

娘が2年ほど続けていたスイミングを辞めると言った。
小さな子なので気分で言っているだけで、のちに後悔するかもしれないと思って、もう一回だけ行こうと伝えた。
その次の習い事を終えたら、拍子抜けするくらいの清々しい表情で「やめるぅぅうう!!!」と言って辞めた。明るかった。なんとなく始めてなんとなく辞めた。

何かを辞めることは決してわるいことではなく、どうしてもモチベーションが伴わない、自分には才能がないと諦めることはむしろ前進だと思っている。
目標もなく続けて時間が過ぎるより、次のフィールドへと転換する選択は早めに判断していった方が良い。
続ける理由はそこにあるのか、辞めるにしても自分が納得しているかどうか。気持ち良く辞めるために頑張っているところもある。

娘は「なんとなく」スイミングを辞めた。
でも先の清々しい表情の「やめるぅぅうう!!!」は、充分辞めるに値すると思った。

私はあいにく、所謂「スポ根」が苦手で、部活をそこまで一生懸命やっていない学生時代を過ごした。
「学生の頃は何部だったの?」という質問に「陸上、バスケ、ハンド、バレー…」と答え、おそらくお互いの共通点を見出そうと思った先方を困らせることだってしばしばである。
でも、モチベーションが伴わない自分の胸にある正直な感情は、どうしようもないと割り切って次に進むしかない。

人生の中で、辞める経験も必要なのではないかと思っている。辞めてはならないという呪縛を背負って息苦しい思いはして欲しくない。
何かを外すと、何かを得られる。その繰り返しの中で、確固たる自分の譲れない好きな何かをコレクションしてもらいたい。

ただ辞め続けるのは良くないよ。次の目標を見つけるため、積極的に降りる。降りた後は出会う。出会ったあとは固める。
私が最も好きなラジオの仕事は、気が付くと20年ほど関わっている。続くものは続くし、続かないものは続かない。

息子が少年野球を始めた。これまでキャッチボールをしたことがないのに突発的に入部した。
この初期衝動の芽を大切に育んでいきたい。野球用具を揃えるのは高かったよ。
「高いお金を払って揃えたんだから辞めないでよ」とは決して言わない。「高いお金を払って揃えたけど続ける辞めるは気にせず」とは伝えた。
始めたいと思ったことは全部やらせてあげたい。その様々な初体験を繰り返して、これだ!という自分の譲れない分野を見つけて欲しい。

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ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ

ナガハマヒロキ

「地元から離れてみる」という理由を今一度考える

「一度は沖縄から離れてみるべきか」という問いに触れることが結構ありますよね。

そりゃあ、全うな回答になってしまいますが、出た方が良いとは思います。行動しなければ現状維持ですが、行動したら前進だからです。

引っ越した先の生活が自分の思うように行かなくても、それは後退ではなく経験から来る気付きなので、どっちに転んでも前進だと思うからです。

かく言う僕も、20代前半の頃は中央に憧れ、現在のような喋る仕事を東京で目指したいと思っていた時期がありました。

行ったら行ったでジワジワと沖縄のラジオ文化が光り輝いて見え、今に至るわけですが、これは一度出たからこそ気付いた自分の中の素直な変化でした。

拠点を移した結果、個々に感じることはあると思いますが、これは普遍的に享受できるであろうメリットを今一度考えてみました。

まずは、①「ひとつ手前のコミュニティに安心感が湧く」。

高校生の時は自分の住む市町村を地元と呼んでいたのが、県外に行くと沖縄県を地元と呼ぶ。海外に行くと、日本の良さに気付き恋しくもなるでしょう。

現在地を動かせば動かすほど、安心できる場所が広がっていく感覚になると思います。

そして、②「自分のアイデンティティが『広く深く』なる」。

「狭く深く」の誤植ではないですよ。しっかり「広く深く」なると思っていますよ。

人や文化との新しい出会いは、良い意味での比較をもたらして、自分自身を確固たるものに近づけてくれます。

上京して初めて沖縄に帰った夏、道ジュネーを見て泣いてしまった自分に驚きました。それは髄に染み込んだノスタルジーが溢れていった感覚でした。もしも僕が海外に住んだら、演歌を聴いては号泣するのでしょう。

この懐かしいという感覚が、自分の帰属意識を考えさせてくれました。翻って、祖父母のルーツである宮古島にも愛着が湧いてしまった程でした。

最後に、③「後悔を抱えたままの人生にならない」。

これは、外に出たいという気持ちを抱えたまま出なかった場合なのですが、あれやこれやと理由を並べる今になってしまうでしょう。

自分の選択に言い訳をしない、自分の人生は自分で責任を取って決めてやったという清々しさを得ることはできると思います。

そして、そのタイミングはいつが最適か。それはもう単純明快で、出られる時!

僕も出た方が良い論者ではありますが、やはり短絡一方的に、沖縄から離れて外の世界へ!とは言えない。

家庭環境や金銭面、人にはそれぞれの事情がありますから。

それに、沖縄を出ること自体に意味を感じているかというのも大切なポイントでしょう。

仕事に絞って話すと、地元沖縄で本気で勝負に出ている方もたくさんいらっしゃいますし、沖縄は勝負できる場所とも思っています。

東京・大阪などの大都市圏とも物理的な距離は離れていれど、アクセスの便利さは国内有数の土地ですし、何よりアジアを目論む人はむしろ沖縄に軸足を置いた方が有利とも言えます。

ただ、そこまで大それたことを考えていなくても“ただ住んでみようかな”くらいでも立派な意味になるとは思いますが。

移住と考えるとハードルが高くなりますので、引っ越しと考えたら気も楽でしょう。

飛行機も安くなりましたし、毎日無料でテレビ電話もできます。

あなたの地元である沖縄はいつも手元にあると考えて、人生の合宿くらいの気持ちで考えてみても良いのではないでしょうか。

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ナガハマヒロキ

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