沖縄 20~30代就職・転職

「あなたらしく働く」を豊かにするコラム

沖縄の各分野で活躍するエキスパートたちのリアルな声!
仕事選びから働き方、人生観まで様々な視点で深掘り。
「あなたらしく働く」をもっと豊かにするヒントが満載です。

1年を締めくくり、来年へアクセルを踏む季節

12月―街はにぎやかになり、仕事もプライベートも何かと慌ただしくなる時期である。
企業によっては決算を迎えるところもあり、社内の空気は一段と引き締まる。一方で、忘年会シーズンも到来し、普段とは違う関係性が生まれる場でもある。
今回は、「12月の仕事の向き合い方」を楽しく、前向きに考えていきたい。

1.12月は“仕事も気持ちも”整える月

12月は多くの企業にとって繁忙期である。年度末に向けて業務が集中したり、決算対応が重なる会社もある。
「やることが多い…」と感じる時期だが、ここで丁寧に仕事を整えることで、新年を気持ちよく迎えられる。

さらに、12月は自然と“振り返り”のモードになる。
今年どんな成長があったか、どこに課題を感じたか―そんな内省をするには絶好のタイミングだ。
1年の棚卸しをしながら、来年の働き方をイメージする。それだけで、12月の忙しさに意味が生まれる。

2.忘年会は参加したほうがいい?

この季節の風物詩といえば、やはり忘年会である。
会社の飲み会だけではなく、取引先、異業種交流会、所属団体など、誘いの機会がぐっと増える。
「飲み会って行った方がいいですか?」と質問されることもあるが、個人的には“参加した方がいい”と思っている。
なぜなら、そういう場には“仕事では見えない情報”が溢れているからだ。

・普段は真面目な先輩の意外な一面
・上司の価値観や考え方
・他部署の人が大切にしていること

こうしたものは、通常の仕事ではなかなか見えてこない。
リラックスした場だからこそ、人となりが自然と滲み出る。
若手にとっては、社内の関係性を深めたり、信頼を築く絶好のチャンスになる。
もちろん無理に飲む必要はないが、“その場にいる”だけで得られるものは多い。

3.来年に向けて、目標をひとつ決めよう

12月の忙しさが落ち着いたら、ぜひ時間をつくって「来年の目標」を設定してみてほしい。
仕事でもプライベートでもどちらでも良い。大きな目標でも、小さな行動目標でも構わない。

実は2026年は午年(うまどし)である。
午年は「勢いよく進む」「跳ね上がる」ことの象徴とされる。
つまり、挑戦の一歩を踏み出すにはぴったりの年だ。

12月の振り返りをもとに、
「来年はこんな自分になりたい」
「このスキルを伸ばしたい」
「この仕事に挑戦してみたい」
そんなイメージを持つだけでも、1月のスタートダッシュが変わってくる。

まとめ:12月をどう過ごすかで、来年の景色が変わる

12月は、ただ忙しいだけの月ではない。
仕事を締めくくり、人とのつながりを深め、そして未来を描くための大切な時間である。

忙しさの中にも、振り返りと準備の余白を持つ。
忘年会では、仕事では見えない温度感を感じてみる。
そして、新しい年のための“ひとつの目標”を決める。

そうやって12月を丁寧に過ごすことで、午年の勢いに乗り、より成長できる1年へとつながっていく。
来年のあなたが、今年のあなたより一歩前へ進めますように。

ステップアップナビゲーター

株式会社Cavitte(キャビット)

(https://cavitte.co.jp/)

代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)

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人事として面接のときに注目するポイント

20代から30代になってくると、ふと「このままでいいのかな」とキャリアを見つめ直す瞬間が訪れる。
そして実際に求人サイトを眺めてみたり、思い切って他社に応募し、面接を受けた経験がある人もいるだろう。
そのとき、誰もが一度は思う。

 「面接官って、いったいどこを見ているんだろう?」

今回は、これまで1,600名以上の面接を経験してきた立場から、人事が面接で注目しているポイントについて、少し裏側を覗くような気持ちでお話ししたい。

1.新卒と中途では、見ているポイントが少し違う

まず大前提として、新卒採用と中途採用では、面接で注目するポイントが若干違う。
新卒採用は、基本的に"ポテンシャル採用"である。
社会人経験がないため、これまでの実績よりも「これから伸びそうか」を見ている。
少し前までは、その判断材料といえば「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」が定番だったが、最近は「学ポタ(学業+ポータブルスキル)」という言葉も使われ始めている。
"何を頑張ったか"だけでなく、"そこから何を学び、どんな力が身についたか"――つまり、社会に出てからも持ち運べるスキルや思考力を見る、という流れに変わってきている。

一方、中途採用はもう少しシンプルだ。
「そのポジションを担うスキルや能力が、本当にあるのか」をしっかり見極めにいく。
即戦力として期待されているので、当然と言えば当然である。
ただし、ここで一つ共通している大事なポイントがある。
それは、新卒であれ中途であれ、「社内の価値観に合うかどうか」は必ずチェックされているということだ。
どれだけスキルが高くても、どれだけポテンシャルがあっても、社内の文化と合わなければ、お互いに苦しい時間になってしまう。
だからこそ、企業側もそこは慎重に見ている。

2.個人的に一番見ているのは「一貫性」

ここからは、私が個人的に面接で注目しているポイントをお話ししたい。
それは、「主張や考えに一貫性があるか」という点である。
たとえば、 「成長したいです」と言いながら、「残業はしたくないし、難しい仕事は避けたい」と話す。
「人と関わる仕事がしたい」と言いながら、過去のエピソードでは"一人で黙々と作業するのが好きだった"と語る。

別にこれが悪いという話ではない。 人間だから、矛盾はあって当然である。
ただ、面接の場でその矛盾を自分でも気づかずに話してしまうと、聞いている側としては、 「この人は本当にやりたいことが見えているのかな?」と感じてしまうのだ。

逆に、多少語り口が不器用でも、 「私はこういう価値観を持っているので、こういう仕事がしたい」 「過去のこの経験から、こう考えるようになった」 と一貫した軸で話してくれる人は、強く印象に残る。
上手に話す必要はない。
"自分の言葉で、自分の考えを語れること"――これが何より大切なのである。

3.AI時代だからこそ、「深掘り」が増えていく

そして、ここ最近の面接で大きく変わってきていることがある。 それは、AIの存在だ。
履歴書、職務経歴書、志望動機――今やChatGPTをはじめとした生成AIを使えば、誰でも一定レベル以上の書類を作ることができる。
これは、応募者にとっては追い風だ。 書類選考を通過しやすくなったとも言える。

しかし――ここからが本題である。
書類の精度が上がった分、面接官は「本当にこの内容、自分で考えて書いたのか」を確かめにいく。
つまり、面接での"深掘り"が圧倒的に増えてきている。

・志望動機を要約するとなんですか?

・このエピソードの中で、あなたが一番大変だったのは具体的にどの場面ですか?

・そのとき、他にどんな選択肢がありましたか?

こういった質問に、自分の言葉で答えられるかどうか。
ここで本当の意味での"その人らしさ"が見えてくる。

AIを使うこと自体は悪いことではない。 むしろ、文章を整えるツールとして上手に活用すればいい。
大事なのは、AIを"自分の考えを引き出す相棒"として使い、最後はしっかり自分の頭で考えること。
これからの時代、ここの差はますます大きくなっていくと感じている。

まとめ:面接は「自分を知ってもらう場」であり、「自分を知る場」でもある

面接で人事が注目しているポイントを、改めて整理しよう。

・新卒はポテンシャル(ガクチカから学ポタへ)

・中途はそのポジションに必要なスキルや能力

・どちらにも共通するのは「社内の価値観に合うか」

・そして、主張や考えに一貫性があるか

・AI時代だからこそ、深掘りで"自分の言葉"が問われる

面接は、一方的にジャッジされる場ではない。
自分のことを知ってもらう場であり、同時に、自分が「この会社で本当にやっていけるか」を確かめる場でもある。
そのためには、AIに頼りきらず、自分の言葉で語れるよう、日頃から「自分はどう在りたいのか」を考えておくことが大切である。
面接の準備は、テクニックではなく、自分との対話から始めてみてほしい。
そこで見つかった"自分の軸"こそが、面接官の心を一番動かす材料になる。

ステップアップナビゲーター


株式会社Cavitte(キャビット)


代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)

粟国 傑(あぐにすぐる)

「会社とのズレ」を感じ始めたあなたへ

仕事を始めて数年。
業務にも慣れ、ある程度自分のやり方が見えてきた頃に、ふと感じる瞬間がある。

 「あれ、この上司の指示、なんか違和感があるな…」

そんなふうに思ったことはないだろうか。
実はこの"ズレ"の感覚は、20代から30代の若手にとって、誰もが一度は通る道である。
今回はそんな「会社とのズレを感じたとき」の向き合い方について、考えてみたい。

1."違和感"は、あなたが成長した証

入社してすぐの頃は、目の前の仕事をこなすことで精一杯だったはずだ。
言われたことを覚え、ミスをしないように気をつけ、一日一日を必死に過ごす。
そんな日々を積み重ねていくうちに、いつの間にか仕事の全体像が見えるようになってくる。
そして、ある日ふと感じるのだ。

「この指示、本当に意味があるのかな?」
「もっと良いやり方があるんじゃないか?」

この感覚は、決して悪いことではない。
むしろ、自分の頭で考えられるようになってきた"成長の証"である。
仕事にただ流されていた頃には、感じることすらできなかった違和感。
それを感じ取れるようになったということは、あなたの中に「自分なりの判断軸」が育ち始めているということだ。

2.ズレを感じたら、まずは"すり合わせ"

違和感を感じたとき、お勧めしたいのは「上司に目的や意図を確認する」ということだ。
たとえば、

「この業務、どんな狙いで進めているんでしょうか?」
「この優先順位の理由を教えていただけますか?」

そんなふうに、まずは"質問のかたち"で聞いてみる。
そして、自分の考えも素直に伝えてみよう。

「私はこう思っていたのですが…」
「こういうやり方の方が効率的かもしれないと感じています」

なぜ、すり合わせが必要なのか。
それは、上司が見ている景色と、あなたが見ている景色が、そもそも違うからである。
上司は、チーム全体の状況、他部署との兼ね合い、経営からの指示、お客様の事情など、あなたには見えていない要素を含めて判断していることが多い。

一方であなたは、現場で実際に手を動かしているからこそ見える"リアル"を持っている。
どちらが正しい、間違っているではない。 "視座が違う"だけなのだ。
すり合わせをしてみると、
「なるほど、そういう背景があったのか」と納得することもあれば、
「自分の意見も取り入れてもらえた」という手応えを得られることもある。
そして、納得した上で責任を果たす。
これが、社会人として一段上のレベルに進む大切なステップである。

3.それでもズレが続くなら、自分自身と向き合う

ただ、正直に言えば、何度すり合わせをしても、ズレが解消されないこともある。
価値観が根本的に違う、会社の方向性と自分の目指す場所が違う――。
そんなときは、一度立ち止まって、自分自身と向き合ってみてほしい。

・自分はこの会社で、何を成し遂げたいのか
・この会社で続けることで、5年後10年後の自分はどうなっているのか
・それとも、別の環境に身を置いた方が、自分は成長できるのか

転職か継続か――これは、優劣の問題ではない。
自分のキャリアをどうデザインしたいかという、極めて個人的な選択である。
そして、もう一つ大事なことがある。 それは、日頃からコミュニケーションを取っておくこと。
普段から話をし、自分の考えを少しずつ共有しておくと、いざというときに「ちゃんと話せる関係」ができているものだ。

まとめ

会社とのズレを感じることは、決してネガティブなことではない。
あなたが目の前の仕事をこなすだけのフェーズを超え、「自分はどう働きたいか」を考え始めた証である。
大切なのは、

・違和感を放置せず、上司と目的や意図をすり合わせること
・納得した上で、自分の責任を果たすこと
・それでもズレが続くなら、自分自身と向き合うこと
・そして何より、日頃からコミュニケーションを大切にすること

ズレは、避けるものではなく、対話を通じて埋めていくもの。
その対話を重ねていく中で、あなた自身のキャリアの軸も、少しずつクリアになっていくはずだ。
焦らず、丁寧に、自分の声と相手の声、両方に耳を傾けてみよう。

ステップアップナビゲーター


株式会社Cavitte(キャビット)


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粟国 傑(あぐにすぐる)

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