沖縄 20~30代就職・転職

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若年層へ!管理職の考え方を知ることでわかること

仕事に慣れてくると、直属の上司だけでなく、そのさらに上の管理職から直接話を聞いたり、ときには指示を受けたりすることも増えてくる。

そのとき、こう思った経験はないだろうか。

「何でそこまで考えられるんだろう」と。

先の先まで見通しているような発想や、思いもよらない角度からの指示に、思わず感心してしまう。

いったい管理職は、何を考えて、あのような指示を出しているのか。 今回は、その頭の中を少し覗いてみたい。管理職の考え方を知ることは、あなた自身のキャリアにとっても、大きなヒントになるはずだ。

1.課長という役割が背負っているもの

そもそも「管理職」とは、一般的に課長以上のポジションを指すことが多い。

では、その課長が背負っているものは何か。

それは、「自分の課で、目標を達成すること」である。これが、課長にとっての最大のミッションだ。

プレイヤーであるメンバーは、目の前の自分の仕事に集中していればいい。しかし課長は、課全体の数字や成果に責任を持つ。

だから、見ている景色がそもそも違う。

一人ひとりの仕事の合計が、課の目標に届くのか。届かないとしたら、どこをどう埋めればいいのか。常にそこを考えている。

あなたが「なぜこの人はこんな指示を出すのか」と感じたとき、その背景には、たいてい「課全体の目標」という視点が隠れているのだ。

2.管理職は、常に一歩先を考えている

目標を達成するために、課長は何をしているのか。

まず、達成までの道筋を描く。そして、壁になりそうなことを、事前に取り除いておこうとする。

「このままいくと、ここでつまずきそうだ」「ここは早めに手を打っておこう」――そうやって、問題が起きる前に手を打つ。

それでも、イレギュラーは必ず起こる。想定していなかったトラブルや、急な変更。管理職は、その対処にも追われる。

さらに、もう一つ大事な役割がある。それは、経営者の考えをかみ砕いて、メンバーに伝えることだ。

経営者が語る大きな方針は、そのままでは現場に届きにくい。それを、自分たちの仕事に落とし込める言葉に翻訳して伝える。これも管理職の重要な仕事である。

こうして見ていくと、あることに気づく。

管理職とは、常に一歩先を考えている生き物なのだ。

目の前のことだけでなく、その先で何が起こるかを読み、先回りして動く。あの「なぜそこまで考えられるのか」という感心の正体は、この"一歩先を見る習慣"にある。

3.その考え方は、後から身につけられる

ここで、朗報をお伝えしたい。

この「一歩先を考える力」は、生まれ持った才能ではない。後から身につけることができるものである。

では、どうすれば身につくのか。

おすすめしたいのは、日々の仕事のなかで、「自分が管理職だったら、どう考えるだろう」と想像してみることだ。

上司から指示を受けたとき、「言われたからやる」で終わらせるのではなく、「この人は、なぜこの指示を出したんだろう」と考えてみる。

トラブルが起きたとき、「自分が責任者だったら、どう判断するだろう」とシミュレーションしてみる。

最初は、的外れでもかまわない。この"訓練"を繰り返しているうちに、視点が少しずつ高くなっていく。

そして気づけば、目の前の仕事の意味が、これまでとは違って見えてくるはずだ。

この訓練を続けた人には、もう一つのご褒美がある。それは、管理職への道が、自然と近づいてくるということだ。

会社は、"一歩先を考えられる人"を、次のリーダーに選ぶからである。

まとめ

管理職の指示に感心したとき、それをただ「すごいな」で終わらせるのはもったいない。

その裏側には、課全体の目標を背負い、道筋を描き、壁を取り除き、経営者の言葉を翻訳し、常に一歩先を見る――そんな思考がある。

そして何より大切なのは、その考え方が、あなたにも後から身につけられるということだ。

「自分が管理職だったら、どう考えるか」。

この問いを、日々の仕事のなかで自分に投げかけてみてほしい。

その積み重ねが、あなたの視点を高くし、キャリアの選択肢を大きく広げていくだろう。

ステップアップナビゲーター

株式会社Cavitte(キャビット)

(https://cavitte.co.jp/)

代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)

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終身雇用の考え方はもう古い?

「三種の神器」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

神話に出てくる宝物のことではない。かつて日本企業の強さを支えた、日本的経営の三つの柱――「終身雇用」「年功序列」「企業別労働組合」のことである。

なかでも終身雇用は、多くの人が「当たり前」だと思ってきた働き方の前提だった。

しかし今、その前提が崩れ始めている。

今回は、終身雇用という考え方が変わりつつある時代に、私たちはどう働き、どうキャリアを築いていけばいいのかを、一緒に考えてみたい。

1.成長の時代に、日本的経営はうまくかみ合っていた

そもそも終身雇用とは、一度採用した社員を、原則として定年まで雇い続けるという仕組みである。

働く側からすれば、大きな失敗をしない限り、定年まで安心して働ける。これほど心強いものはない。

その代わり、会社の指示に従い、命じられた部署で、命じられた仕事をする。転勤も配置転換も、基本的には受け入れる。そういう"暗黙の約束"の上に成り立っていた。

この仕組みは、日本経済が右肩上がりで成長していた時代とは、非常に相性が良かった。

経済が成長し続けるという前提があれば、会社は社員を長く抱え、時間をかけて育てることができる。社員も、会社に尽くせば、その分だけ給料も役職も上がっていく。

お互いにとって、合理的な関係だったのだ。

2.環境が変わり、働く人の意識も変わった

ところが、時代は大きく変わった。

経済は以前のように成長しなくなり、会社が「定年まで面倒を見る」と言い切ることが難しくなってきた。

大企業のトップですら「終身雇用を守っていくのは難しい」と発言する時代である。

そして、変わったのは環境だけではない。働く人の意識も、大きく変わった。

一つの会社に一生を捧げることが正解だとは、もう誰も思っていない。転職も、副業も、独立も、当たり前の選択肢になった。

「会社が守ってくれる時代」から、「自分でキャリアを守る時代」へ。

これは、ある意味で厳しい変化である。会社に委ねていればよかったものを、これからは自分で背負わなければならない。自己責任という言葉が、より重くのしかかってくる。

しかし、見方を変えれば、これは自由でもある。会社の都合に合わせるのではなく、自分の意志でキャリアを選べる時代になった、ということだからだ。

3.これからは、自分でキャリアを設計する時代

終身雇用が前提でない時代とは、言い換えれば、個人が自分の手でキャリアをつくっていく時代である。

では、どうすればいいのか。

私がおすすめしたいのは、「将来、自分はどう在りたいか」から逆算して考える、という方法だ。

5年後、10年後、どんな仕事をして、どんな自分になっていたいか。それが見えれば、そこに近づくために、今どんな経験を積み、どんなスキルを身につければいいかが見えてくる。

目的地が決まっていれば、進む道も選びやすい。これが、キャリアを自分で設計するということである。とはいえ、「どう在りたいか」なんて、そう簡単に決まるものではない。今この瞬間に、はっきりとした将来像を描けている人のほうが、むしろ少ないだろう。

だが、決まっていないからといって、焦る必要はまったくない。

そういうときは、まず目の前の仕事を、精一杯頑張ってみてほしい。

目の前のことに真剣に取り組んでいると、不思議と誰かが見ていてくれるものだ。そして、思いがけないタイミングで、新しい役割や、面白い仕事のチャンスが巡ってくる。

そのチャンスをつかんだ先に、「あ、自分はこういうことがやりたかったのか」と、なりたい自分が見えてくることも多い。

将来から逆算するのも一つの道。目の前を全力で走るのも、また一つの道なのだ。

まとめ

終身雇用という仕組みは、確かに古くなりつつある。

会社が一生を保証してくれる時代は、もう戻ってこないのかもしれない。

けれど、それを悲観する必要はない。

むしろ、自分のキャリアを自分の意志で選べる、自由な時代がやってきたと捉えたい。

将来どう在りたいかが見えている人は、そこから逆算して進めばいい。

まだ見えていない人は、目の前の仕事を全力で頑張ることで、道はひらけていく。

どちらであっても、大切なのは、「会社任せにしない」という姿勢である。

あなたのキャリアのハンドルは、いつでもあなた自身が握っているのだから。

ステップアップナビゲーター


株式会社Cavitte(キャビット)


代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)

粟国 傑(あぐにすぐる)

企業の本音を知れば、仕事選びはもっと上手くいく

ありがたいことに、最近はセミナーや講演会で話をさせていただく機会が増えてきた。

ただ、その相手は求職者ではなく、企業の経営者や採用担当者がほとんどである。

そして、講演後には必ずと言っていいほど質問をいただくのだが、その質問に答えているうちに、いつも思うことがある。

実は、企業が抱える悩みへの答えは、そのまま働く私たちにも当てはまるのではないかと。

今回は、企業からよくいただく3つの質問を紹介しながら、働く側の私たちができることについても、一緒に考えてみたい。

1.「入社しても、早期に辞めてしまう人が出る。どうすればいいのか」

これは本当に多い悩みだ。せっかく採用したのに、すぐに辞めてしまう。

私はいつも、「しっかり情報を開示して、入社前と入社後のギャップをなくしましょう」とお伝えしている。

良いことばかりを伝えて採用しても、入ってから「話が違う」となれば、早期退職につながる。

だからこそ、大変な部分も含めて正直に伝えることが、結果的にミスマッチを防ぐ。

——ただ、ここで逆に、働く側の私たちにも問いかけたい。

あなたは、その会社のことを、しっかり調べているだろうか。

面接の場で、仕事の内容や会社のことについて、自分から質問しているだろうか。

ミスマッチは、企業だけが防ぐものではない。

自分から情報を取りにいき、納得した上で入社することが、早期退職を防ぐ何よりの方法である。

2.「若い人材が、なかなか育たない。どうすればいいのか」

これもよく聞かれる。育てているつもりなのに、伸びない。もどかしい、という声だ。

私の答えは、「少しずつでも、目標を持たせること」だ。

小さな成功体験を積ませ、それをきちんと承認する。

そうやって、本人の中に自発的な向上心が芽生える環境をつくることが大切だと伝えている。

——では、逆に問いたい。

働く側であるあなたは、向上心を持っているだろうか。

会社に言われたことだけをこなしてはいないだろうか。

それではなかなか成長しない。

自分で考え、実行し、たとえ失敗しても、そこから学ぶ。

その繰り返しが、人を育てる。

育ててもらうのを待つのではなく、自分から育とうとする姿勢が、成長の速さを大きく変える。

3.「若い社員と、価値観が合わないときはどうすればいいのか」

世代の違いから、価値観のズレを感じる。

これも、経営者や管理職の方から多く寄せられる悩みだ。

私の答えは、少し当たり前に聞こえるかもしれないが、「コミュニケーションを取り続けること」しかない、というものだ。

たとえば海外では、国も、言葉も、宗教も違う人たちが、同じ職場で一緒に働いている。

日本とは環境が違うとはいえ、彼らはしっかりコミュニケーションを取りながら、それぞれの役割を果たしている。

価値観が違うことは、そもそも当たり前なのだ。

——そして、これも働く側に問い返したい。

あなたは、自分の価値観を、相手に押し付けていないだろうか。

会社は、社会の役に立つために存在している。

そして、その目的を果たすには、いろいろな人と協力する必要がある。

価値観が合わないから、で終わらせるのではなく、違いを前提にしながら、どう協力していくかを考える。

それが、働くということなのだと思う。

まとめ

こうして企業からよく聞かれる質問を並べてみると、あることに気づく。

早期退職も、人が育たないことも、価値観のズレも——

どれも、会社側だけの問題でも、社員側だけの問題でもない、ということだ。

会社は、情報を開示し、育つ環境をつくり、コミュニケーションを取る努力をする。

そして働く側も、自分から会社を調べ、自分から成長しようとし、自分から歩み寄る。

どちらか一方が頑張れば解決する、という話ではない。

両方が、それぞれの立場で考える必要があるのだ。

採用も、その後の働き方も、結局は企業と個人の"すり合わせ"である。

だからこそ、働く側である私たちも、「会社が何をしてくれるか」だけでなく、「自分は何ができるか」を考えてみてほしい。

その視点を持てた人から、仕事は面白くなっていく。

あなたのキャリアのハンドルは、いつでもあなた自身が握っているのだから。

ステップアップナビゲーター


株式会社Cavitte(キャビット)


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粟国 傑(あぐにすぐる)

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