「あなたらしく働く」を豊かにするコラム
沖縄の各分野で活躍するエキスパートたちのリアルな声!
仕事選びから働き方、人生観まで様々な視点で深掘り。
「あなたらしく働く」をもっと豊かにするヒントが満載です。
西原に5坪の畑を借りています。
管理人が常駐しているので、毎日水やりのためだけに行く必要はありません。週に1回くらい行って、肥料をあげたり、支柱を立てたり。
これがまた普段使わない筋肉を使うんですよね。雑草を抜くだけなのに、中腰で足元が柔らかい中を進むので、もも裏のインナーマッスルが鍛えられると言いますか、3日間くらい筋肉痛を引きずります。レンタル料もジムの月額会費くらいなので、運動だと思うとちょうどいいです。
しかしこれが気を抜いたらサボるサボる。
まだ暑いだの、道が混んでるだの何かと理由を付けては行かなくなる自分がいて、1年くらい耕作放棄地にしていた時期もありました。
これではいけないと思い、もうこれは「仕事」としてスケジュールを押さえて、毎週木曜の早朝(日が昇っていないし道も空いている)に滅多なことが無い限りは行くように設定しました。
少しでも「出勤」の感覚を薄めようと思い、畑に行くまでの片道20分はツーリングだと言い聞かせ、朝そばを食べてみたりなんかして。自分の機嫌を取る仕掛けは散りばめてやっています。
そこまでしてやって、未だに収穫はゼロ!
食べ切れなかった分を箱いっぱいに詰めて友人に配り歩く、野菜おじさんになりたいのですが、今年の収量は異常にデカいオクラ1本だけです。
そうなってくるとやはり妻は「その月額で野菜を買えば良いじゃない」と言い出す。返す刀で「これは成長の楽しみを味わう出費だから!」と反論。「その割にオクラ1本って何なのよ」と妻。「結果を見るかプロセスを見るかだな!こっちの方がロマン溢れる人生だと思うけどな!」と、自分でも驚くほどの昭和平成から続く常套句「男はロマン」論を振りかざしていました。
しかしオクラ1本は確かに情けないぞ。(でも月額は自分の財布から出しているので文句を言われる筋合いなど無い)
そんな大赤字を垂れ流している畑作業。なぜ自分に鞭を打ってまで続けているかと言いますと「人は定期的に土に触れておいた方が良い」と思っているからです。
何と言っても一次産業の大変さが骨身に染みる。そして現代社会はサイバー的な進化を加速させますけど、ヒトの動物としての進化は、到底そこに食らい付けないじゃないですか。
少しでもデジタル疲れを感じるのなら、そこはもう原始からの営みを補給した方が人間らしくいられそう!と思ったわけです(皆さん大丈夫です、過度な心配はしないでください)
結果を瞬時に出すAI社会の速さの中で、ゆとりまで食われたくない。「待つ」という時間を楽しみたい。土を触ると小学生の時の生活科の授業を思い出して何となくリセットされる気持ちになります。

ナガハマヒロキさんの他のコラム
とは?
沖縄の20~30代の就職・転職を応援する、ジェイウォームの特設コーナーです!
ジェイウォーム ステップ! 独自の4つの条件で絞り込んだ求人や、お仕事Q&A、豆知識を掲載中!