沖縄 20~30代就職・転職

「あなたらしく働く」を豊かにするコラム

沖縄の各分野で活躍するエキスパートたちのリアルな声!
仕事選びから働き方、人生観まで様々な視点で深掘り。
「あなたらしく働く」をもっと豊かにするヒントが満載です。

全ての恥を抱きしめて

ハタチそこそこの時期なんて、振り返ったら恥ずかしいことだらけですよ。
初めてラジオで喋った時、自然体なロートーンのテンションで喋る深夜番組のパーソナリティに憧れて、自分もボソボソ喋ってみたら、ただの元気のない奴がラジオに出てるだけの状況になったり(己を客観視できていない)。
初めて外からの生リポート担当の時、緊張しすぎて朝なのに「こんばんは!」と毎回の中継で連呼してしまった結果、『目立とうとして訳の分からないかまし方をするな!』と叱られたり(本当に緊張でテンパっていただけなんです)。

他にも、リスナーからのメッセージに書かれていた、「毛遊び(もうあしび~)」という文言を、何のためらいもなく『けあそび』って読みまして、「毛で遊ぶって何!?暇すぎてスネ毛をクルクル丸めて遊んでるみたいなこと!?」って独りで盛り上がり、しっかりと知識不足を露呈しましたし(まず、暇でもスネ毛はクルクル丸めない)。本当にキリがないです。
失敗したなぁ~と一瞬は思いますが、やっちゃったことは仕方がない。どうせ踏むことだっただろうこの恥を、早めに踏み潰せておけて良かったなと今になって思います。

人はみな初心者。遅かれ早かれ、新しい実践というのは恥をかくことになるんです。
場数を踏んで恥をかいて…を繰り返していけば、太っい骨と、ムッキムキの心臓と、シワッシワの脳みそが完成しているはずです。ここに職業人としての基礎が詰まっていると思います。

そして、これはもう後に引けないといった“半強制的に恥をかける環境”があるということは、むしろ感謝すべきことなんです!
また、恥をかくのは、若ければ若いほど良い!おじさんになったら多分回復に時間がかかる。凹んで風邪ひく。

よ~そこの若けぇの、敬語が苦手だからと言って社内電話の受け取りを避けていたら、30代、40代になってもモジモジすることになるぞ。急に出来るようになることなんてまず無い。とにかく打席に立ってバットを振る。打率は関係ない。安打数だけを見る。おじさんになったら野球で例え出す。若いあなたたちにはもっと洗練された例えをして欲しい。

自分自身も今後新しいことに挑戦する時には、きっと何かしらの恥をかく。恥は経験だし、経験は基礎。恥をかくことは恥じゃない。どうせ誰もあなたの恥かしさには気付いていない。恥が逞しさや自信に変わった時、また次の恥をかきたくなるでしょう。

ステップアップナビゲーター

ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ

(https://office-fanfare.com/nagahamahiroki/)

他のナビゲーターたちのコラム

テーマ
「仕事の基礎作り」

自分の価値を高める働き方

仕事で成功を収めるためには、知識や経験だけでなく、「仕事をするうえでの基礎づくり」が欠かせない。
特に20代から30代の若手にとって、この基礎はキャリアの土台となり、将来的に自らの価値を高める大きな武器となる。本コラムでは、若手社会人が今、どのような意識で仕事に向き合うべきかを、「基礎づくり」という観点から考察したい。

仕事に必要なのは、“能力”と“スキル”

社会人として仕事で成果を上げるためには、主に2つの要素が求められる。それが「能力」と「スキル」である。
「能力」とは、思考力や理解力、判断力といった地力のことであり、特に「言語」「論理」「数理」の3つの領域が基礎力として重要である。物事を言葉で整理し、筋道を立てて考え、数字を用いて判断する力は、どのような業種・職種においても応用が利く。

一方の「スキル」とは、実務を通じて培われる実践的な技術である。たとえば、接客スキル、PCスキル、営業スキルなどがそれに該当する。これは経験のなかで習得していくものであり、日々の業務を通じて自然と身についていく。
たとえ自分には向いていないと感じる仕事であっても、この2つの視点を持ち続けて取り組めば、着実に成長していくことができる。

成長の鍵は、“実行力”にある

どれだけ「能力」や「スキル」を備えていても、「実行」に移さなければ成長は得られない。
重要なのは、まず「やってみる」という行動である。そして、与えられた目の前の仕事に全力で取り組む姿勢が、能力やスキルの向上に直結する。
失敗を恐れる必要はない。むしろ、失敗の数だけ学びがあり、そこに成長の機会がある。行動しながら考え、実践のなかで学び取ることこそが、最も効果的な成長の道である。

“自分の価値”は、自ら高めていくものである

会社や上司が、自分の市場価値を決めるわけではない。自身の能力とスキルを日々磨き続けることで、「この人に任せたい」と思われる存在になっていく。
たとえば、ある人はExcelスキルを極めて業務効率の大幅な改善を実現した。別の人は接客力を高め、顧客から指名を受けるほどの信頼を得た。いずれも、能力とスキルを高めた結果として生まれた「価値」である。
重要なのは、目の前の仕事を「自分を成長させる機会」として捉えることである。その視点を持つことで、成長のスピードは確実に加速する。

地道な積み重ねが、未来を形づくる

派手な成果を上げることが成長ではない。日々の業務に真摯に向き合い、「できること」を一つずつ増やしていく。その地道な積み重ねこそが、将来の成果を支える基盤となる。
「能力」と「スキル」は、いずれも後天的に伸ばすことができる。そして、自分の価値もまた、自らの努力によって高めていくものである。 焦る必要はない。まずは、目の前の仕事に全力で取り組むこと。それこそが、自らのキャリアを輝かせるための、確かな第一歩となる。

ステップアップナビゲーター

株式会社Cavitte(キャビット)

代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)

粟国 傑(あぐにすぐる)

仕事の基礎は「全体像」と「人間関係」

仕事の基礎作りで僕が大事にしていることはまず仕事の全体像を掴むことです。
今やっている仕事はどのような需要から生まれてどのように社会に影響・貢献するのか?など、自分の仕事に求められていることを具体的に知ることでモチベーションやパフォーマンスは変わってくると思っています。

そして「全体像を掴む」というのは職場での人間関係も含まれます。登場人物の相関図を把握することは正しい仕事の進め方を知ることにも繋がりますし、仕事のしやすさにも影響します。しかしこの人間関係、本来の仕事とは全く関係の無いところで障害を起こす場合もあるので注意が必要です。

学生時代に飲食店でアルバイトをしていた時に先輩がポロっと「なんだか客対応も上司対応も同じ接客の仕事みたいだよね」と話していたのを今でもよく思い出します。ほんと、その通りだと思いました。

学生時代のアルバイトを含めこれまで様々な職を経験して来ましたが、結局どの職種でも必要なのは対人スキルだったと感じています。仕事を楽しめる、楽しめない、仕事がうまく行く、行かないなどのほとんどは、作業を進めるスキルよりも同僚や上司、お客様との関わり方に大きく左右されてきました。
その経験から僕にとって職場環境の人間関係を把握することは最重要且つ最優先の項目でもあります。

仕事とコミュニケーションが切り離された職種であれば気にする必要はないかもしれませんが、そんな仕事はそう多くはありません。
やはり仕事の全体像や人間相関図を把握することは早いうちにしておいた方がいいと感じています。

ところでそんな仕事の基礎作りに役立つ書籍を紹介させて下さい。
2011年にダイヤモンド社から出版された岩瀬大輔 著「入社一年目の教科書」という一冊で現在も多くの読者に支持されています。
組織の中でうまく立ち回る方法、社会人としての人との付き合い方を学ぶのにこれ以上の良書を僕は見たことがありません。

仕事が変われば基礎作りも変わるのでは?と思われるかもしれませんがこの一冊にはどの職種にも共通するアイディアが50収録されていて、それらは仕事術という見方もできますが人との関わり方についてのスキルという見方も同時にできます。つまり今後仕事での対人スキルの重要性が変わらない限りこの先もずっと変わらず支持を得続ける一冊だということです。

冒頭で記した仕事の全体像を掴むことに関してもいくつかの項目で触れているのでチェックしてみて下さい。

ステップアップナビゲーター

・ラジオパーソナリティ
・メイクマン公式アンバサダー
・空間コーディネーター

タイシロウ

タイシロウ

私が大事にしていきたい仕事の基礎

こんにちは、よすみです。
なんと私、この4月から芸歴6年目に突入したそうです。(めっちゃ他人事)
時の流れが早すぎて、文章を打ちながらも「え、ほんとに芸人になって6年経った?本当は2~3年しか経ってないのでは…?」と何度か確認しています。

芸歴は6年目、人間歴は25年目の私。
言ってもまだまだ経験も浅いのですが、今回は「私が大事にしていきたい仕事の基礎」についてお話ししたいと思います。

まず1つ目なんですが、健康です。
(え、そんなこと?)と思ったそこのあなた、健康の重要性を侮ってはいけませんよ。
なんと私、昨年24歳にして体の衰えを感じ始めました。
ただの風邪がなかなか治らなくなったり腰が痛くなったり等、いつも体のどこかしらが不調なんですよ。

そんな1年を過ごしてみて、体調が良くないだけで仕事をする上でのストレスもこんなに増えるんだと驚きました。
今までは特に気にしていなかったけど、もう意識しないと健康を保てないくらいには老いているのかな…と少し悲しくなりました(泣)

身体が資本という言葉もありますし、しっかり意識しないといけないですね。
なので今年は「絶対健康になってやる!」という気概を持って運動やら食事やらに気を使う1年にしていこうと思っています。

そして2つ目は、ルーティンです。
デビューしたばかりの時、週2日のラジオの生放送をさせて頂いていたんですが、この生放送の調子がいいように維持できないことに悩んでいました。

そんな時、ラジオ局のスタッフさんからのアドバイスで自分のルーティンを設けることにしたんです。今日話したいことは事前に台本に書き込んでおくとか、早口になりがちなところは目に触れるよう大きく「ゆっくり」とメモしておくとか。生放送前にラムネを食べる、という事をしていた時期もありましたね。
私の場合は小さい準備(メモや糖分補給)をルーティンとする事で「これで大丈夫」という安心感に繋げていました。

聞いた話ですが他のパーソナリティさんだと、生放送前に少し仮眠を取る人や、逆に会う人全員に話しまくる人なども居るそうです。同じ現場にいてもこんなにルーティンの違いがあるって、なんか面白いですよね(笑)
芸歴6年目で変わったルーティンも変わらないルーティンも色々ありますが、改めて仕事前のルーティンは大事にしていこうと思います。

今回は本当に基礎中の基礎なことしか話していないので、もしかしたら「もっとプロっぽいの教えてよ!参考になんないよ!」って人もいるかもしれないです。
でも基礎がないとそれ以上のことは何もできません。
なんか調子が悪いな、なんか上手くいかないな…という事があったら、まずは「健康」と「ルーティン」という基礎に立ち返ってみてはいかがでしょうか?

皆さんがより良い状態で仕事に臨めますように。

ステップアップナビゲーター

吉本興業株式会社
株式会社よしもとエンタテインメント沖縄

お笑いコンビ 桃花鳥(トキ)

よすみ

よすみ

ナガハマヒロキさんの他のコラム

サイフの分け方と、給料の3%の使い方

皆さんは家計をどう管理していますか。家のサイフはいくつありますか。

独身だったら全て自分で管理しているかもしれませんが、家庭があるとそれぞれ仕組みがありますよね。

僕も僕の配偶者も、お互いひとり暮らし歴が長く、妙に「家計管理したい癖」が付いていたのもあって「それぞれ一定額を拠出して家庭用の口座を持とう」ということになりました。長期の資産計画は僕で担って、月々の生活費のやりくりは任せています。そこはもう把握していないので、妻よ、もしこれを読んでいたらチャンスだぞ、妻よ。

こういったように、仕事用と生活用の口座を分けているので、入金されたお給金を引き出して、
また別の口座に移し替えるという月末の恒例イベントがあります。
数十万円を持ち歩きながら銀行と銀行をはしごする時間は、このまま海外にだって行けるんだぜというスリリングな気持ちになれるので、皆さんも単調な平日の日々に是非。

まあ、これを読んでいるあなたは「手っ取り早く振込で済ませよ」ってお思いでしょうし、僕も思ってるのですが、
銀行アプリの数字の確認だけでは味わえない確かな重みが、仕事の対価を実感させるのです。

考えたら、子どもの前で給料の授与式をやって来なかったかもしれません。ちゃんと稼いできたということを大々的に発表し、今月は仕事で何があったかと夫婦互いに讃え合い、子どもには働くとは何たるかを教え込む。
息子よ、なんとなく生活が回っているということなんて無いぞ、息子よ。

そして、お給金をもらった時の使い方なんですけど、僕は昔から入金日に贅沢に使うってことはしたことがなくて、むしろ月々の家計管理が上手くいって、余剰が出た時にそれを使うというスタイルです。今月のお金の使い方は高得点でした、マッサージでございます!

ざっとこういう我が家のサイフ事情ですが、最近「人のためサイフ」という、
もう一つのサイフを個人的に導入しました。

時折顔を覗かせる、ケチくさい自分に嫌気が差してしまい「だったらもう自分に基金を作って、そこから気兼ねなく使おう!」ということで、月収の3%を基金に入れることにしました。この3%っていうのがポイントです。97%残ると思ったら微々たる感覚になりますが、実際月収の3%を計算すると皆さん…人のために使うお金としてはそこそこの額面になりますよね。人からプレゼントされるとその金額以上の価値を感じます。生きたお金の使い方になりそうです。

ステップアップナビゲーター


ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ

ナガハマヒロキ

「初動を大切に」良い仕事が次を呼ぶ

「何のために仕事をしていますか?」って質問をされた時にパッと答えが浮かぶ人は、仕事での自己実現の道筋が見えていると思うので、モチベーションの維持にそこまで困ることはないかもしれませんね。

仕事をする理由は十人十色。お金のため、プライベートの充実、社会貢献、好きなことを極めるetc…自分が納得していればどれも正解だと思います。でも人間、自家発電だけではどうにもヤル気を灯し続けることは難しいですよね。

時には自分に薪をくべながら、上手に自分の機嫌を取っていきましょう。

初動を上げる

私の知り合いの名言です。
「ヤル気なんて出ると思うな!」
もう人間は本来、怠惰な生き物なんだという真髄を突いたコメントです。
もうとにかく初動を上げる!最初の5分だけでも身体を動かせば、脳は騙せると言うのです。だから僕は朝イチに、気持ちもラクに出来て比較的イージーな仕事から取り掛かることにしています。

定期的に再起動させる

私はあまり仕事とプライベートの切り替えが無いタイプです。でもパソコンの電源がずっと入っていて、ウインドウをいくつも開いた状態だと、整理が付かずメモリも足りなくなってしまうように、人間も定期的に再起動が必要です。

自分の場合は、サウナ→水風呂→マッサージで無の境地に入ります。自ら脳波を止めにいっています。

そしてまた翌日から最新型にプログラム更新された自分でバリバリ仕事です。

前売りチケットを買う

急に何だと思うかもしれませんが、これは大事です!好きなアーティストのライブでも良いし、旅行の計画でも良いでしょう。予約の取れない料亭を2年後でも良いです、取りましょう。未来に楽しいことを出来るだけ散りばめておくんです!私は弾丸・低予算ではありますが、決まっているだけで年内に旅の予定を3つ入れています。

…と、目の前の細かなモチベーションの話を並べてみましたが、特大のモチベーションは「良い仕事をしたらまた素敵な仕事に巡り会える」という実感です。どの職種も、喜ばれて信頼を重ねて、また仕事が回って来ての繰り返しではないでしょうか。自分がやれることは全て足掻きたい。今の仕事も、悔いなく辞めるために頑張っている、みたいなところは確かにあります。

ステップアップナビゲーター


ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ

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