沖縄 20~30代就職・転職

「あなたらしく働く」を豊かにするコラム

沖縄の各分野で活躍するエキスパートたちのリアルな声!
仕事選びから働き方、人生観まで様々な視点で深掘り。
「あなたらしく働く」をもっと豊かにするヒントが満載です。

私が大事にしていきたい仕事の基礎

こんにちは、よすみです。
なんと私、この4月から芸歴6年目に突入したそうです。(めっちゃ他人事)
時の流れが早すぎて、文章を打ちながらも「え、ほんとに芸人になって6年経った?本当は2~3年しか経ってないのでは…?」と何度か確認しています。

芸歴は6年目、人間歴は25年目の私。
言ってもまだまだ経験も浅いのですが、今回は「私が大事にしていきたい仕事の基礎」についてお話ししたいと思います。

まず1つ目なんですが、健康です。
(え、そんなこと?)と思ったそこのあなた、健康の重要性を侮ってはいけませんよ。
なんと私、昨年24歳にして体の衰えを感じ始めました。
ただの風邪がなかなか治らなくなったり腰が痛くなったり等、いつも体のどこかしらが不調なんですよ。

そんな1年を過ごしてみて、体調が良くないだけで仕事をする上でのストレスもこんなに増えるんだと驚きました。
今までは特に気にしていなかったけど、もう意識しないと健康を保てないくらいには老いているのかな…と少し悲しくなりました(泣)

身体が資本という言葉もありますし、しっかり意識しないといけないですね。
なので今年は「絶対健康になってやる!」という気概を持って運動やら食事やらに気を使う1年にしていこうと思っています。

そして2つ目は、ルーティンです。
デビューしたばかりの時、週2日のラジオの生放送をさせて頂いていたんですが、この生放送の調子がいいように維持できないことに悩んでいました。

そんな時、ラジオ局のスタッフさんからのアドバイスで自分のルーティンを設けることにしたんです。今日話したいことは事前に台本に書き込んでおくとか、早口になりがちなところは目に触れるよう大きく「ゆっくり」とメモしておくとか。生放送前にラムネを食べる、という事をしていた時期もありましたね。
私の場合は小さい準備(メモや糖分補給)をルーティンとする事で「これで大丈夫」という安心感に繋げていました。

聞いた話ですが他のパーソナリティさんだと、生放送前に少し仮眠を取る人や、逆に会う人全員に話しまくる人なども居るそうです。同じ現場にいてもこんなにルーティンの違いがあるって、なんか面白いですよね(笑)
芸歴6年目で変わったルーティンも変わらないルーティンも色々ありますが、改めて仕事前のルーティンは大事にしていこうと思います。

今回は本当に基礎中の基礎なことしか話していないので、もしかしたら「もっとプロっぽいの教えてよ!参考になんないよ!」って人もいるかもしれないです。
でも基礎がないとそれ以上のことは何もできません。
なんか調子が悪いな、なんか上手くいかないな…という事があったら、まずは「健康」と「ルーティン」という基礎に立ち返ってみてはいかがでしょうか?

皆さんがより良い状態で仕事に臨めますように。

ステップアップナビゲーター

吉本興業株式会社
株式会社よしもとエンタテインメント沖縄

お笑いコンビ 桃花鳥(トキ)

よすみ

他のナビゲーターたちのコラム

テーマ
「仕事の基礎作り」

自分の価値を高める働き方

仕事で成功を収めるためには、知識や経験だけでなく、「仕事をするうえでの基礎づくり」が欠かせない。
特に20代から30代の若手にとって、この基礎はキャリアの土台となり、将来的に自らの価値を高める大きな武器となる。本コラムでは、若手社会人が今、どのような意識で仕事に向き合うべきかを、「基礎づくり」という観点から考察したい。

仕事に必要なのは、“能力”と“スキル”

社会人として仕事で成果を上げるためには、主に2つの要素が求められる。それが「能力」と「スキル」である。
「能力」とは、思考力や理解力、判断力といった地力のことであり、特に「言語」「論理」「数理」の3つの領域が基礎力として重要である。物事を言葉で整理し、筋道を立てて考え、数字を用いて判断する力は、どのような業種・職種においても応用が利く。

一方の「スキル」とは、実務を通じて培われる実践的な技術である。たとえば、接客スキル、PCスキル、営業スキルなどがそれに該当する。これは経験のなかで習得していくものであり、日々の業務を通じて自然と身についていく。
たとえ自分には向いていないと感じる仕事であっても、この2つの視点を持ち続けて取り組めば、着実に成長していくことができる。

成長の鍵は、“実行力”にある

どれだけ「能力」や「スキル」を備えていても、「実行」に移さなければ成長は得られない。
重要なのは、まず「やってみる」という行動である。そして、与えられた目の前の仕事に全力で取り組む姿勢が、能力やスキルの向上に直結する。
失敗を恐れる必要はない。むしろ、失敗の数だけ学びがあり、そこに成長の機会がある。行動しながら考え、実践のなかで学び取ることこそが、最も効果的な成長の道である。

“自分の価値”は、自ら高めていくものである

会社や上司が、自分の市場価値を決めるわけではない。自身の能力とスキルを日々磨き続けることで、「この人に任せたい」と思われる存在になっていく。
たとえば、ある人はExcelスキルを極めて業務効率の大幅な改善を実現した。別の人は接客力を高め、顧客から指名を受けるほどの信頼を得た。いずれも、能力とスキルを高めた結果として生まれた「価値」である。
重要なのは、目の前の仕事を「自分を成長させる機会」として捉えることである。その視点を持つことで、成長のスピードは確実に加速する。

地道な積み重ねが、未来を形づくる

派手な成果を上げることが成長ではない。日々の業務に真摯に向き合い、「できること」を一つずつ増やしていく。その地道な積み重ねこそが、将来の成果を支える基盤となる。
「能力」と「スキル」は、いずれも後天的に伸ばすことができる。そして、自分の価値もまた、自らの努力によって高めていくものである。 焦る必要はない。まずは、目の前の仕事に全力で取り組むこと。それこそが、自らのキャリアを輝かせるための、確かな第一歩となる。

ステップアップナビゲーター

株式会社Cavitte(キャビット)

代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)


全ての恥を抱きしめて

ハタチそこそこの時期なんて、振り返ったら恥ずかしいことだらけですよ。
初めてラジオで喋った時、自然体なロートーンのテンションで喋る深夜番組のパーソナリティに憧れて、自分もボソボソ喋ってみたら、ただの元気のない奴がラジオに出てるだけの状況になったり(己を客観視できていない)。
初めて外からの生リポート担当の時、緊張しすぎて朝なのに「こんばんは!」と毎回の中継で連呼してしまった結果、『目立とうとして訳の分からないかまし方をするな!』と叱られたり(本当に緊張でテンパっていただけなんです)。

他にも、リスナーからのメッセージに書かれていた、「毛遊び(もうあしび~)」という文言を、何のためらいもなく『けあそび』って読みまして、「毛で遊ぶって何!?暇すぎてスネ毛をクルクル丸めて遊んでるみたいなこと!?」って独りで盛り上がり、しっかりと知識不足を露呈しましたし(まず、暇でもスネ毛はクルクル丸めない)。本当にキリがないです。
失敗したなぁ~と一瞬は思いますが、やっちゃったことは仕方がない。どうせ踏むことだっただろうこの恥を、早めに踏み潰せておけて良かったなと今になって思います。

人はみな初心者。遅かれ早かれ、新しい実践というのは恥をかくことになるんです。
場数を踏んで恥をかいて…を繰り返していけば、太っい骨と、ムッキムキの心臓と、シワッシワの脳みそが完成しているはずです。ここに職業人としての基礎が詰まっていると思います。

そして、これはもう後に引けないといった“半強制的に恥をかける環境”があるということは、むしろ感謝すべきことなんです!
また、恥をかくのは、若ければ若いほど良い!おじさんになったら多分回復に時間がかかる。凹んで風邪ひく。

よ~そこの若けぇの、敬語が苦手だからと言って社内電話の受け取りを避けていたら、30代、40代になってもモジモジすることになるぞ。急に出来るようになることなんてまず無い。とにかく打席に立ってバットを振る。打率は関係ない。安打数だけを見る。おじさんになったら野球で例え出す。若いあなたたちにはもっと洗練された例えをして欲しい。

自分自身も今後新しいことに挑戦する時には、きっと何かしらの恥をかく。恥は経験だし、経験は基礎。恥をかくことは恥じゃない。どうせ誰もあなたの恥かしさには気付いていない。恥が逞しさや自信に変わった時、また次の恥をかきたくなるでしょう。

ステップアップナビゲーター


ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ


仕事の基礎は「全体像」と「人間関係」

仕事の基礎作りで僕が大事にしていることはまず仕事の全体像を掴むことです。
今やっている仕事はどのような需要から生まれてどのように社会に影響・貢献するのか?など、自分の仕事に求められていることを具体的に知ることでモチベーションやパフォーマンスは変わってくると思っています。

そして「全体像を掴む」というのは職場での人間関係も含まれます。登場人物の相関図を把握することは正しい仕事の進め方を知ることにも繋がりますし、仕事のしやすさにも影響します。しかしこの人間関係、本来の仕事とは全く関係の無いところで障害を起こす場合もあるので注意が必要です。

学生時代に飲食店でアルバイトをしていた時に先輩がポロっと「なんだか客対応も上司対応も同じ接客の仕事みたいだよね」と話していたのを今でもよく思い出します。ほんと、その通りだと思いました。

学生時代のアルバイトを含めこれまで様々な職を経験して来ましたが、結局どの職種でも必要なのは対人スキルだったと感じています。仕事を楽しめる、楽しめない、仕事がうまく行く、行かないなどのほとんどは、作業を進めるスキルよりも同僚や上司、お客様との関わり方に大きく左右されてきました。
その経験から僕にとって職場環境の人間関係を把握することは最重要且つ最優先の項目でもあります。

仕事とコミュニケーションが切り離された職種であれば気にする必要はないかもしれませんが、そんな仕事はそう多くはありません。
やはり仕事の全体像や人間相関図を把握することは早いうちにしておいた方がいいと感じています。

ところでそんな仕事の基礎作りに役立つ書籍を紹介させて下さい。
2011年にダイヤモンド社から出版された岩瀬大輔 著「入社一年目の教科書」という一冊で現在も多くの読者に支持されています。
組織の中でうまく立ち回る方法、社会人としての人との付き合い方を学ぶのにこれ以上の良書を僕は見たことがありません。

仕事が変われば基礎作りも変わるのでは?と思われるかもしれませんがこの一冊にはどの職種にも共通するアイディアが50収録されていて、それらは仕事術という見方もできますが人との関わり方についてのスキルという見方も同時にできます。つまり今後仕事での対人スキルの重要性が変わらない限りこの先もずっと変わらず支持を得続ける一冊だということです。

冒頭で記した仕事の全体像を掴むことに関してもいくつかの項目で触れているのでチェックしてみて下さい。

ステップアップナビゲーター

・ラジオパーソナリティ
・メイクマン公式アンバサダー
・空間コーディネーター

タイシロウ


よすみさんの他のコラム

人付き合いが苦手な私が見つけた、小さなコツ

こんにちは、よすみです。
仕事での人との付き合い方という事ですが…私、人付き合いがめちゃくちゃ苦手なんです(汗)
どれくらい苦手かというと、高校2年生のクラスで1人も友達ができなかったくらい苦手です。あれは最悪な1年間でした。なので私的には、逆に人との付き合い方を教えてほしいくらいなんですよ(笑)
ただせっかくのテーマなので、今回は「人付き合いが苦手な私なりの」付き合い方を2つ紹介させて頂きますね。

コミュ力が高い人とは頑張って話す

私自身、コミュ力が全然ありません…初対面の人や職場でしか会わないような人にはあまり話しかけられません…なので新しい職場や初めての現場では、コミュ力が高い人を見つけたらその人に近寄って、なるべく話すようにします。
そうすると、大体はコミュ力が高い人がすごく話を広げてくれるんです。そして自然と会話の輪を周りにも広げてくれます。
おかげで今まで何を話せば良いのか分からなかった相手でも、気づけば普通に同じ話題で話せるようになってるんですよね。

自分自身のコミュ力だけで勝負しようとせず、他の人の力を借りながら少しずつ輪を広げていくと、あまり気後れせずに色んな人と話せるようになると思います。
他力本願でも結果話ができれば上等です。私と同じようなタイプの人は、少し勇気を出してじゃんじゃんコミュ力の高い人に寄っていきましょう(笑)

「お決まりの言葉」を作る

自分なりの言葉・行動のルーティンはかなり人付き合いに活きると思います。例えば私の場合、バイト先に出勤したら一言目に必ず「今日暇ですか?」と聞きます。これが私のお決まりの言葉です。
私は(話しかける一言目どうしよう…)というので結構悩む派なので、その一言目さえ決めてしまえばどうにか話せるようになります。

それから、ラジオ局ではお決まりの行動があります。
私が定期的に行くラジオ局では、誰でも自由に食べていいお菓子や差し入れが置かれる机があります。そこを探るんです。なにかお菓子があれば、近くにいる後輩ADと分けながら少し喋ります。私は手持ち無沙汰で話すのも少し苦手なので、お菓子をつまみながらだったら、まだギリッギリ話せるようになるんですよね。

私のような感じで、一言目どうしよう…ただ話すのってなんだかな…という人には、「お決まりの言葉・行動」を持っておくのがオススメです!
社会ではどうしても人付き合いをしないといけない、これは私たちコミュ力難民にとっては直視しにくい、残酷な現実ですよね。
でも自分のペースで少しずつ人付き合いの輪を広げていけたら、この社会もより楽しくなりますよね。私と一緒に周りの人とのお付き合い、頑張っていきましょう!
みなさんの人付き合いが充実していきますように。

逆に今回の内容で「こいつこんな手前の事しか書かねぇのかよ」「こいつ俺より付き合い下手じゃねぇか」と思ったそこのあなた。
人付き合いの方法おしえてください、お願いします(土下座)

ステップアップナビゲーター

吉本興業株式会社
株式会社よしもとエンタテインメント沖縄

お笑いコンビ 桃花鳥(トキ)

よすみ


仕事を楽しむための二つの心構え

こんにちは、よすみです。
今回はさっと話し出しますよ!
私が仕事をする上での心構えは「とにかく自分が楽しければOK!」と「みんなの前では素直に」です。

「とにかく自分が楽しければOK!」

これは芸人を目指した時の気持ちそのままなのですが、私自身が楽しくないと何もできないタイプなんですよね…なので高校生の時は「なんか楽しそう!」で芸人を目指し、デビューして1年位は「なんか楽しい!」で活動していました。

しかしコロナ禍が明けてライブやイベントが増えると、自分だけの楽しいでは乗り切れなくなってきます。あまり自分だけ楽しい事をやっても、もちろんお客さん達は楽しんでくれないんですよね。そうするとウケも悪くなるわけで(分かりやすく言うと「スベる」です…)、楽しい事をやっているはずなのに楽しくないというあまり良くない状況になるんです。なので、お客さんを楽しませているか、ちゃんと笑わせているかを考えるようになりました。やっぱり自分だけが楽しいよりも「周りが楽しい」感じが雰囲気も良くていいですよね。

もちろん「とにかく自分が楽しければOK!」の気持ちですが、今は自分の楽しみの範囲に「お客さんを笑わせる」が含まれていますね。ウケた時に一番楽しいのは、誰よりも自分だと思いますから(笑)

私は芸人なので一旦ウケで話しましたが、他のお仕事にも当てはまる事だと思っています。自分の仕事に楽しみを見出すことってかなり重要な事だと思うんです。(前の記事でも似た話した気がする…)この作業が楽しい、この上司との話が楽しい、なんでもいいので見つけてみてください。そんなの違う職場になったら役に立たないでしょと思うかもしれませんが、「楽しみを見つける」という力は確実に付きますし、きっと宝になると思いますよ。←偉そう

「みんなの前では素直に」

これはそんなに長くお話ししませんが、どんな仕事でも大事にするべき事だと思っています。私の言うみんなは「ライブやイベントに来てくれるお客さん」の事ですが、やっぱり無理している時だと何となくバレる気がするんですよね。自分のためにもお客さんが楽しむためにも、みんなの前ではできるだけ素直でいた方がすごく楽なんですよね。転職や就職したばかりだと、もしかしたら「他の人より劣ってると思われるのでは」とか「こんな事も分からないって馬鹿にされるのでは」と思って、無理して【できる自分】を見せたくなったりする時があると思います。かく言う私もそのタイプなので…

でもそんな時、素直に「分かりません!」というだけで案外楽になりますよ。他にも自分を優位に見せたい人とかもいるし、もちろんそれが大事な仕事だってあると思います。でも心が疲れたら仕事も続かないです。

なのでみんなとは言わずとも、誰か素直になれる相手を見つける事も大事だと思います。溜め込み続けるより素直に言ってしまったほうが楽!のメンタルで行っちゃいましょう!

みなさんの参考になったかは分かりませんが、よすみはこんな心構えでやってんだな~と温かい気持ちで読んで頂けるとありがたいです。…いや、やっぱり恥ずかしいので、こいつこんなこと考えてんだ(笑)と半笑いで読んでください。

みなさんが良き心構えで各々のお仕事に向き合って頑張れますように。

ステップアップナビゲーター

吉本興業株式会社
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