沖縄 20~30代就職・転職

「あなたらしく働く」を豊かにするコラム

沖縄の各分野で活躍するエキスパートたちのリアルな声!
仕事選びから働き方、人生観まで様々な視点で深掘り。
「あなたらしく働く」をもっと豊かにするヒントが満載です。

“やる気が出ない日”にも動ける人になるために

「やらされ仕事がつらい」「なんとなく頑張れない」朝から職場に向かう足取りが重い・・・
社会人になって数年、そんな感情がふと湧いてくることはないだろうか。

特に20代から30代の若手にとって、「モチベーションとの付き合い方」は、キャリアの土台を築くうえで避けて通れないテーマだ。今回は、“やる気”を持ち続けるにはどうしたらいいのか、そして“情熱”を仕事に変える方法について、一緒に考えてみたい。

モチベーションの正体を知る

まず大前提として、モチベーションには2つの種類がある。
ひとつは「外発的動機づけ」。報酬や昇進、人から褒められることなど、外部の要因によって動くものだ。もうひとつは「内発的動機づけ」。これは「成長したい」「誰かの役に立ちたい」など、自分の内側から湧いてくる動機である。成果を出し続ける人に共通しているのは、内発的な動機を原動力にしている点だ。

「昨日より一歩でも前に進みたい」「この課題は自分が解決したい」―
そんな小さな情熱の積み重ねが、やがて大きな成果へとつながっていく。

情熱は、“やる気”を超える

元Apple Japan社長の山元氏が考案したリーダーに必要な考え方「覚悟108」というものがあるが、一番初めの覚悟は、「情熱」を持っているかである。私自身、独立の道を選んでから痛感している。そもそも、“やる気が出るか”を毎日確認していては、事業は継続できない。

どれだけ困難でも、それでもやりたいと思える―そんな情熱がなければ、乗り越えられない壁がある。
情熱とは、モチベーションよりも深く、強いエネルギーだ。
それは、自分の人生に対して「何を成し遂げたいのか」と問い続けた先に、見えてくる。

モチベーションを育てる、具体的な3つの行動

もちろん、情熱があっても、日々の気分に波はある。
だからこそ、下記の3つの行動で“火を絶やさない仕組み”を持つことが重要だ。
   

①目標を持つ
短期・中期・長期、それぞれの視点で目標を立てると、進む方向が明確になる。

②プロセスを具体化する
ゴールに向かう途中の“小さな一歩”を可視化する。毎日の達成感がモチベーションを補強する

③ストレス耐性を高める
情熱は、ときに燃え尽きそうになる。そのためにも、休息やセルフケア、信頼できる人との会話は不可欠だ。

    やる気に関係なく、動ける人になろう

    モチベーションが高まる日ばかりではない。だが、情熱を持つ人は、気分に左右されずに動ける。なぜなら、“やらずにいられない理由”を自分の中に持っているからだ。

    あなたにとっての“理由”は何だろう?もし見えていないなら、今日から問いかけてみてほしい。
    「自分は、何のために働くのか?」、「何を成し遂げたいのか?」と。
    そして、誰かの期待のためではなく、自分の人生のために“情熱の火を灯す”。
    そんな働き方が、未来のあなたをつくっていく。

    ステップアップナビゲーター

    株式会社Cavitte(キャビット)

    (https://cavitte.co.jp/)

    代表取締役

    粟国 傑(あぐにすぐる)

    他のナビゲーターたちのコラム

    テーマ
    「モチベーションをもって働ける方法」

    「初動を大切に」良い仕事が次を呼ぶ

    「何のために仕事をしていますか?」って質問をされた時にパッと答えが浮かぶ人は、仕事での自己実現の道筋が見えていると思うので、モチベーションの維持にそこまで困ることはないかもしれませんね。

    仕事をする理由は十人十色。お金のため、プライベートの充実、社会貢献、好きなことを極めるetc…自分が納得していればどれも正解だと思います。でも人間、自家発電だけではどうにもヤル気を灯し続けることは難しいですよね。

    時には自分に薪をくべながら、上手に自分の機嫌を取っていきましょう。

    初動を上げる

    私の知り合いの名言です。
    「ヤル気なんて出ると思うな!」
    もう人間は本来、怠惰な生き物なんだという真髄を突いたコメントです。
    もうとにかく初動を上げる!最初の5分だけでも身体を動かせば、脳は騙せると言うのです。だから僕は朝イチに、気持ちもラクに出来て比較的イージーな仕事から取り掛かることにしています。

    定期的に再起動させる

    私はあまり仕事とプライベートの切り替えが無いタイプです。でもパソコンの電源がずっと入っていて、ウインドウをいくつも開いた状態だと、整理が付かずメモリも足りなくなってしまうように、人間も定期的に再起動が必要です。

    自分の場合は、サウナ→水風呂→マッサージで無の境地に入ります。自ら脳波を止めにいっています。

    そしてまた翌日から最新型にプログラム更新された自分でバリバリ仕事です。

    前売りチケットを買う

    急に何だと思うかもしれませんが、これは大事です!好きなアーティストのライブでも良いし、旅行の計画でも良いでしょう。予約の取れない料亭を2年後でも良いです、取りましょう。未来に楽しいことを出来るだけ散りばめておくんです!私は弾丸・低予算ではありますが、決まっているだけで年内に旅の予定を3つ入れています。

    …と、目の前の細かなモチベーションの話を並べてみましたが、特大のモチベーションは「良い仕事をしたらまた素敵な仕事に巡り会える」という実感です。どの職種も、喜ばれて信頼を重ねて、また仕事が回って来ての繰り返しではないでしょうか。自分がやれることは全て足掻きたい。今の仕事も、悔いなく辞めるために頑張っている、みたいなところは確かにあります。

    ステップアップナビゲーター


    ラジオパーソナリティ

    ナガハマヒロキ

    ナガハマヒロキ

    モチベーションとの付き合い方

    私はモチベーションに期待していません。

    私のモチベーションは天気のようなもので毎日一定ではありません。
    すぐに着手できたり順調に進む日もあれば、全く進まない、なんなら着手すらできない日もあります。
    なので私はやる気のある日に期待せず、やる気がなくてもやれる仕組み作りを心がけています。
    この時大切にしているのは仕事の効率化や結果を出すということではなく、たとえ結果が出なくてもやる気が消え失せたとしてもちゃんと戻ってこれる仕組みにするということです。

    例えばやることを小分けにしたり毎日同じ時間に取り組んだりと、自分のできる範囲をしっかり把握して無理なく続けられるようにしています。
    習慣化するということに近いかもしれません。

    じゃあその習慣をサボってしまったらどうするのか?自分を責めることはしません。
    非常に甘いと感じますよね。サボった分を取り戻すためにペースを上げることもしません。
    モチベーションの上がり下がりに関係なく基本的には同じペースで進めるよう心がけています。

    そんなんじゃ期日や納期に間に合わないのでは?と思いますよね?最初の話に戻りますが私はやる気のある日に期待せず、そしてやる気のある自分にもあまり期待しないようにしています。
    なので常にモチベーションの低い自分を想定してゆっくり進めてもちゃんと間に合うようにスケジューリングするのです。

    仕事を引き受ける際はモチベーションも高く「頑張れば間に合う!頑張ればこなせる!」と感じますが、一旦落ち着いて自分を疑います。「頑張れば!」というのはモチベーションの低い時の自分を想定できていないしそうやって組んだスケジュールはイレギュラーに非常に弱いです。結果的に仕事をくださった方に迷惑をかけることになりかねません。

    マイペースというのがどれくらいのペースなのか?他人と比べてゆっくりであればどれくらいゆっくりなのか?などを具体的に把握できていることが前提になりますがこれが私のモチベーションとの付き合い方です。

    ステップアップナビゲーター

    ・ラジオパーソナリティ
    ・メイクマン公式アンバサダー
    ・空間コーディネーター

    タイシロウ

    タイシロウ

    モチベーションをもって働ける2つの方法

    こんにちは、よすみです。
    突然ですが、皆さんは仕事を続ける上で必要なものってなんだと思いますか?スキルアップ?周囲との人間関係?いえ、違います。

    仕事を続ける上で必要なのは『モチベーション』です。
    どんなにスキルがあっても、周囲との人間関係が良くても、その他全てが恵まれてても、モチベーションが無ければもう働いていられないんですね。
    モチベが無ければ仕事もない。モチベ=仕事。NoモチベNoライフなんです。
    というわけで今回は、私なりの「モチベーションを持って働ける方法」をお伝えできればと思います

    なぜ、今の仕事を続けているのか考える
    どんな仕事でも、続けられているという事はそれなりの『理由』があるはずなんです。
    その理由を改めて考えるのも、モチベーションを保つ事に繋がるのではないでしょうか。
    私は芸人で、舞台に立つのはどうしても避けられない事です。なのにおかしな話ですが、出番前は緊張やらスベるかもしれないという不安から、めちゃくちゃ「出たくねぇ…」という気持ちになるんです…(笑)

    そんな時に「いや〜出たくねぇな…でも、出たら案外楽しいんだよな〜!しゃ〜ねぇな〜!(しょうがないな〜!)」と続ける理由を最後に出してプラスに持っていけば、なんとなく頑張れるんですよね。
    他の仕事でも「しんどいなぁ…辛いなぁ…」と憂鬱になる瞬間は誰しもあると思います。
    そんな時、最後に「でも、やりがいあるんだよな〜!」とか「給料高いんだよな〜!」とか、とりあえず言ってみてください。なんか、どうにかなる感じがするので(笑)
    こんなとこが良いから辞めらんねぇんだよ〜というポイントを見つけると、愚痴る時も、この「しゃ〜ねぇな〜構文」を使って楽しく愚痴れますよ。

    しっかり休む
    これは意外と、できるようでできない人が多い気がしますよね…自分の仕事に向き合い続けられる人は凄いし、そういう人を見ていると「自分は休んでて大丈夫かな」とか思うかもしれません。でも向き合い続けられるのは一種の才能だと、私は思っています。
    なのでちゃんと休みましょう!

    家で休んでるけどなんかしんどい…という人は、場所を変えて休んでもいいですよね。
    私は結構引きこもりがちな人間なので「外出るの疲れるし…」と休みの日も家にいる事が多いんですが、案外気になるカフェに行ったりマッサージ屋さんに行ったりした方がリフレッシュという意味で「ちゃんと休めた」感じがします。
    各々に合った休み方はあると思いますが、思い切って普段とは違う休みの過ごし方をしてみてはいかがでしょうか?

    2つご紹介させていただきましたが、私的には「しゃ〜ねぇな〜構文」が結構おすすめです!ぜひ都合よく使ってみてくださいね。その他も参考になっているとありがたいです。
    皆さんが仕事のモチベーションを持てますように、また保てますように。

    ステップアップナビゲーター

    吉本興業株式会社
    株式会社よしもとエンタテインメント沖縄

    お笑いコンビ 桃花鳥(トキ)

    よすみ

    よすみ

    粟国 傑さんの他のコラム

    若手社会人のためのお金との向き合い方

    ~「今」を楽しみながら「未来」に備えるために~

    社会人になって初めて給料を手にしたときの喜びは、誰にとっても特別なものである。

    「自分の力で初めて稼いだお金」という実感と、「好きなことに使える」という自由。
    その両方を味わった読者も多いことだろう。

    しかし、給料の使い方次第で、5年後、10年後の人生のかたちは大きく変わる。
    本コラムでは、若手社会人に向けて、「お金との向き合い方」を考察したい。

    ~自由と責任は表裏一体である~

    初任給を手にしたとき、「何に使おうか」と胸を躍らせた人も多いはずである。
    美味しい食事、憧れていたファッションアイテム、
    あるいは親への贈り物——どれも素晴らしい選択である。

    だが、その裏には大切な前提がある。すなわち「お金は自己責任で管理するもの」であるということだ。

    学生時代は、親や周囲の支援によって生活が成り立っていたが、社会人になると、
    収入も支出もすべて自分の管理下に置かれる。
    極端な話、給料をすべて使い切っても誰からも注意されることはない。

    だからこそ、「収支の把握」という基本的な習慣を持つことが第一歩となる。
    自由を手にした今こそ、責任ある使い方を意識すべきである。

    「貯金」と「自己投資」は未来の自分への贈り物である

    貯金という言葉に対して、「余裕が出てから考えればいい」と思う人もいるだろう。
    しかし、たとえ1万円でも、毎月コツコツと貯金を積み重ねていくことが、将来の安心感を生む。

    重要なのは金額ではなく、「お金を先に取り分ける」という習慣である。
    先に取り分けてしまえば、残ったお金で生活するという発想が身につき、自然と貯まっていくようになる。

    そしてもうひとつ注目すべきは、「自己投資」である。
    旅行、資格取得、読書、セミナー参加など、自分の視野を広げ、成長のきっかけとなるような経験にお金を使うことは、未来に大きなリターンをもたらす。筆者自身、特に30代は積極的にセミナーや異業種交流会に参加し、
    そこでの出会いが、その後のキャリアに大きな影響を与えてくれた。

    「これは将来の自分にとって価値があるか?」——その視点で判断すれば、浪費と投資の違いが見えてくる。

    ~投資を始める前に、「在りたい自分」を明確にする~

    最近は若年層の間でも金融投資への関心が高まっている。
    新NISAやiDeCoといった制度が整備され、少額から始められる点も後押しとなっている。

    しかし、投資にはリスクがあることを忘れてはならない。
    生活資金や緊急予備費が確保されていない状態での投資は、かえって不安定さを生む可能性もある。

    まずは生活の土台を整えること、そして自己投資や貯金をバランスよく行うことが先決であると考える。
    そのうえで投資をする場合、「なぜ投資をするのか」という目的を明確にし、無理なく始めていくことが大事である。

    そして何より大切なのが、「自分は5年後、10年後にどう在りたいか」という問いである。
    このビジョンを持つことで、日々のお金の使い方にも一貫性と納得感が生まれる。

    まとめ:お金の使い方は、生き方そのものである

    お金は単なるツールであり、それ自体に良し悪しはない。だが、その使い方には、
    その人の価値観や生き方が如実に表れる。

    今を楽しむことも大切である。だがそれと同時に、「未来の自分」に責任を持つ視点も必要だ。

    社会人としての第一歩を踏み出した今、この給料は「人生のハンドル」を自分で握った証でもある。
    その手で、どんな人生をデザインするのか——それを決めるのは、他でもない自分自身である。

    ステップアップナビゲーター

    株式会社Cavitte(キャビット)

    代表取締役

    粟国 傑(あぐにすぐる)

    粟国 傑(あぐにすぐる)

    自分の価値を高める働き方

    仕事で成功を収めるためには、知識や経験だけでなく、「仕事をするうえでの基礎づくり」が欠かせない。
    特に20代から30代の若手にとって、この基礎はキャリアの土台となり、将来的に自らの価値を高める大きな武器となる。本コラムでは、若手社会人が今、どのような意識で仕事に向き合うべきかを、「基礎づくり」という観点から考察したい。

    仕事に必要なのは、“能力”と“スキル”

    社会人として仕事で成果を上げるためには、主に2つの要素が求められる。それが「能力」と「スキル」である。
    「能力」とは、思考力や理解力、判断力といった地力のことであり、特に「言語」「論理」「数理」の3つの領域が基礎力として重要である。物事を言葉で整理し、筋道を立てて考え、数字を用いて判断する力は、どのような業種・職種においても応用が利く。

    一方の「スキル」とは、実務を通じて培われる実践的な技術である。たとえば、接客スキル、PCスキル、営業スキルなどがそれに該当する。これは経験のなかで習得していくものであり、日々の業務を通じて自然と身についていく。
    たとえ自分には向いていないと感じる仕事であっても、この2つの視点を持ち続けて取り組めば、着実に成長していくことができる。

    成長の鍵は、“実行力”にある

    どれだけ「能力」や「スキル」を備えていても、「実行」に移さなければ成長は得られない。
    重要なのは、まず「やってみる」という行動である。そして、与えられた目の前の仕事に全力で取り組む姿勢が、能力やスキルの向上に直結する。
    失敗を恐れる必要はない。むしろ、失敗の数だけ学びがあり、そこに成長の機会がある。行動しながら考え、実践のなかで学び取ることこそが、最も効果的な成長の道である。

    “自分の価値”は、自ら高めていくものである

    会社や上司が、自分の市場価値を決めるわけではない。自身の能力とスキルを日々磨き続けることで、「この人に任せたい」と思われる存在になっていく。
    たとえば、ある人はExcelスキルを極めて業務効率の大幅な改善を実現した。別の人は接客力を高め、顧客から指名を受けるほどの信頼を得た。いずれも、能力とスキルを高めた結果として生まれた「価値」である。
    重要なのは、目の前の仕事を「自分を成長させる機会」として捉えることである。その視点を持つことで、成長のスピードは確実に加速する。

    地道な積み重ねが、未来を形づくる

    派手な成果を上げることが成長ではない。日々の業務に真摯に向き合い、「できること」を一つずつ増やしていく。その地道な積み重ねこそが、将来の成果を支える基盤となる。
    「能力」と「スキル」は、いずれも後天的に伸ばすことができる。そして、自分の価値もまた、自らの努力によって高めていくものである。 焦る必要はない。まずは、目の前の仕事に全力で取り組むこと。それこそが、自らのキャリアを輝かせるための、確かな第一歩となる。

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    代表取締役

    粟国 傑(あぐにすぐる)

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