学生から社会人になる中での情熱の変化

学生から社会人になることを、不安に思う人は多い。

「ちゃんとやっていけるだろうか」「社会は厳しいと聞くし……」――そんな声を、これまで何度も耳にしてきた。

その不安の正体は、たいてい一つに行き着く。「責任」である。

ただ、ここで一つ伝えておきたいことがある。社会人になるというのは、不安なことばかりではない。むしろ、そこには学生時代にはなかった面白さが待っている。

今回は、学生から社会人になるなかで、気持ちや情熱がどう変化していくのかについて、お話ししたい。

1.責任を背負う。でも、その分やれることが増える

社会人になって、学生時代と一番変わること。それは、やはり「責任が伴う」ということだ。
学生のうちは、良くも悪くも、周りに守られていた。失敗しても、誰かがフォローしてくれたし、大きな結果を求められることも少なかった。
しかし、社会人はそうはいかない。自分の仕事には、自分で責任を持つ。お金をいただいて働く以上、当然のことである。
ここだけを見ると、確かに不安に感じるかもしれない。
だが、逆に言えばどうだろう。
責任を持てるということは、「やれることが増える」ということでもあるのだ。
自分の裁量で動かせる仕事が増え、任される範囲も広がっていく。これは仕事だけの話ではない。自分で稼いだお金で、行きたい場所へ行き、やりたいことに挑戦できる。プライベートの自由も、ぐんと広がる。
責任と自由は、いつもセットなのだ。

2.チームで働くなかで、気持ちは少しずつ変わっていく

会社という組織に入ると、もう一つ、大きな経験が待っている。
それは、「チームで目標を達成する」という経験だ。
一人では到底できないことを、みんなで力を合わせて成し遂げる。その楽しさもあれば、思うようにいかない難しさもある。意見がぶつかることもあるだろう。
そうやってもがいているうちに、ふと、できる先輩の姿が目に入るようになる。
難しい仕事を、涼しい顔でこなしていく先輩。周りから頼られ、認められている先輩。
そういう人を間近で見ているうちに、心の中に、小さな火が灯り始める。
「自分も、こうなりたい」
「いつか、大きな仕事を任されたい」
「もっと認められたい」
――これが、情熱の芽生えである。
もちろん、いつもこうなるとは限らない。なかなか火が灯らない時期もあるだろう。
それでいい。焦る必要はまったくない。

3.情熱は、内側から燃えてくるもの

では、その情熱を、どうやって育てていけばいいのか。
答えは、これまでもこのコラムで何度も伝えてきたことと同じである。
まずは、目の前の仕事を、しっかりやること。
地味に聞こえるかもしれない。けれど、これに勝る方法はない。
目の前の仕事に真剣に取り組んでいると、不思議なことが起こる。1年目、2年目、3年目と年を重ねるごとに、自分の情熱が少しずつ変化していくのが、はっきりと分かるのだ。
最初はただ必死だっただけなのに、いつの間にか「この仕事をもっと良くしたい」と思っている。できることが増え、見える景色が変わり、やりたいことが生まれてくる。
ここで、一つだけ覚えておいてほしいことがある。
情熱とは、誰かに与えてもらうものではない。内側から、自然と燃えてくるものだ。
会社が火をつけてくれるのを待っていても、なかなか燃えない。自分の手で、自分の情熱を見つけにいく。その姿勢こそが、何より大切なのである。

まとめ

学生から社会人になることは、確かに不安だ。責任という重さが、肩にのしかかる。
けれど、その責任の向こう側には、学生時代には味わえなかった自由と、やりがいが広がっている。
チームで働き、できる先輩の背中を見て、少しずつ気持ちが変わっていく。
その変化を信じて、まずは目の前の仕事に全力で取り組んでほしい。
1年目、2年目、3年目――積み重ねた先に、自分だけの情熱が、必ず見つかるはずだ。
情熱は、内側から燃えてくるもの。そしてそれは、自分で見つけるものなのである。

若年層へ!管理職の考え方を知ることでわかること

仕事に慣れてくると、直属の上司だけでなく、そのさらに上の管理職から直接話を聞いたり、ときには指示を受けたりすることも増えてくる。

そのとき、こう思った経験はないだろうか。

「何でそこまで考えられるんだろう」と。

先の先まで見通しているような発想や、思いもよらない角度からの指示に、思わず感心してしまう。

いったい管理職は、何を考えて、あのような指示を出しているのか。 今回は、その頭の中を少し覗いてみたい。管理職の考え方を知ることは、あなた自身のキャリアにとっても、大きなヒントになるはずだ。

1.課長という役割が背負っているもの

そもそも「管理職」とは、一般的に課長以上のポジションを指すことが多い。

では、その課長が背負っているものは何か。

それは、「自分の課で、目標を達成すること」である。これが、課長にとっての最大のミッションだ。

プレイヤーであるメンバーは、目の前の自分の仕事に集中していればいい。しかし課長は、課全体の数字や成果に責任を持つ。

だから、見ている景色がそもそも違う。

一人ひとりの仕事の合計が、課の目標に届くのか。届かないとしたら、どこをどう埋めればいいのか。常にそこを考えている。

あなたが「なぜこの人はこんな指示を出すのか」と感じたとき、その背景には、たいてい「課全体の目標」という視点が隠れているのだ。

2.管理職は、常に一歩先を考えている

目標を達成するために、課長は何をしているのか。

まず、達成までの道筋を描く。そして、壁になりそうなことを、事前に取り除いておこうとする。

「このままいくと、ここでつまずきそうだ」「ここは早めに手を打っておこう」――そうやって、問題が起きる前に手を打つ。

それでも、イレギュラーは必ず起こる。想定していなかったトラブルや、急な変更。管理職は、その対処にも追われる。

さらに、もう一つ大事な役割がある。それは、経営者の考えをかみ砕いて、メンバーに伝えることだ。

経営者が語る大きな方針は、そのままでは現場に届きにくい。それを、自分たちの仕事に落とし込める言葉に翻訳して伝える。これも管理職の重要な仕事である。

こうして見ていくと、あることに気づく。

管理職とは、常に一歩先を考えている生き物なのだ。

目の前のことだけでなく、その先で何が起こるかを読み、先回りして動く。あの「なぜそこまで考えられるのか」という感心の正体は、この”一歩先を見る習慣”にある。

3.その考え方は、後から身につけられる

ここで、朗報をお伝えしたい。

この「一歩先を考える力」は、生まれ持った才能ではない。後から身につけることができるものである。

では、どうすれば身につくのか。

おすすめしたいのは、日々の仕事のなかで、「自分が管理職だったら、どう考えるだろう」と想像してみることだ。

上司から指示を受けたとき、「言われたからやる」で終わらせるのではなく、「この人は、なぜこの指示を出したんだろう」と考えてみる。

トラブルが起きたとき、「自分が責任者だったら、どう判断するだろう」とシミュレーションしてみる。

最初は、的外れでもかまわない。この”訓練”を繰り返しているうちに、視点が少しずつ高くなっていく。

そして気づけば、目の前の仕事の意味が、これまでとは違って見えてくるはずだ。

この訓練を続けた人には、もう一つのご褒美がある。それは、管理職への道が、自然と近づいてくるということだ。

会社は、”一歩先を考えられる人”を、次のリーダーに選ぶからである。

まとめ

管理職の指示に感心したとき、それをただ「すごいな」で終わらせるのはもったいない。

その裏側には、課全体の目標を背負い、道筋を描き、壁を取り除き、経営者の言葉を翻訳し、常に一歩先を見る――そんな思考がある。

そして何より大切なのは、その考え方が、あなたにも後から身につけられるということだ。

「自分が管理職だったら、どう考えるか」。

この問いを、日々の仕事のなかで自分に投げかけてみてほしい。

その積み重ねが、あなたの視点を高くし、キャリアの選択肢を大きく広げていくだろう。

終身雇用の考え方はもう古い?

「三種の神器」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

神話に出てくる宝物のことではない。かつて日本企業の強さを支えた、日本的経営の三つの柱――「終身雇用」「年功序列」「企業別労働組合」のことである。

なかでも終身雇用は、多くの人が「当たり前」だと思ってきた働き方の前提だった。

しかし今、その前提が崩れ始めている。

今回は、終身雇用という考え方が変わりつつある時代に、私たちはどう働き、どうキャリアを築いていけばいいのかを、一緒に考えてみたい。

1.成長の時代に、日本的経営はうまくかみ合っていた

そもそも終身雇用とは、一度採用した社員を、原則として定年まで雇い続けるという仕組みである。

働く側からすれば、大きな失敗をしない限り、定年まで安心して働ける。これほど心強いものはない。

その代わり、会社の指示に従い、命じられた部署で、命じられた仕事をする。転勤も配置転換も、基本的には受け入れる。そういう”暗黙の約束”の上に成り立っていた。

この仕組みは、日本経済が右肩上がりで成長していた時代とは、非常に相性が良かった。

経済が成長し続けるという前提があれば、会社は社員を長く抱え、時間をかけて育てることができる。社員も、会社に尽くせば、その分だけ給料も役職も上がっていく。

お互いにとって、合理的な関係だったのだ。

2.環境が変わり、働く人の意識も変わった

ところが、時代は大きく変わった。

経済は以前のように成長しなくなり、会社が「定年まで面倒を見る」と言い切ることが難しくなってきた。

大企業のトップですら「終身雇用を守っていくのは難しい」と発言する時代である。

そして、変わったのは環境だけではない。働く人の意識も、大きく変わった。

一つの会社に一生を捧げることが正解だとは、もう誰も思っていない。転職も、副業も、独立も、当たり前の選択肢になった。

「会社が守ってくれる時代」から、「自分でキャリアを守る時代」へ。

これは、ある意味で厳しい変化である。会社に委ねていればよかったものを、これからは自分で背負わなければならない。自己責任という言葉が、より重くのしかかってくる。

しかし、見方を変えれば、これは自由でもある。会社の都合に合わせるのではなく、自分の意志でキャリアを選べる時代になった、ということだからだ。

3.これからは、自分でキャリアを設計する時代

終身雇用が前提でない時代とは、言い換えれば、個人が自分の手でキャリアをつくっていく時代である。

では、どうすればいいのか。

私がおすすめしたいのは、「将来、自分はどう在りたいか」から逆算して考える、という方法だ。

5年後、10年後、どんな仕事をして、どんな自分になっていたいか。それが見えれば、そこに近づくために、今どんな経験を積み、どんなスキルを身につければいいかが見えてくる。

目的地が決まっていれば、進む道も選びやすい。これが、キャリアを自分で設計するということである。とはいえ、「どう在りたいか」なんて、そう簡単に決まるものではない。今この瞬間に、はっきりとした将来像を描けている人のほうが、むしろ少ないだろう。

だが、決まっていないからといって、焦る必要はまったくない。

そういうときは、まず目の前の仕事を、精一杯頑張ってみてほしい。

目の前のことに真剣に取り組んでいると、不思議と誰かが見ていてくれるものだ。そして、思いがけないタイミングで、新しい役割や、面白い仕事のチャンスが巡ってくる。

そのチャンスをつかんだ先に、「あ、自分はこういうことがやりたかったのか」と、なりたい自分が見えてくることも多い。

将来から逆算するのも一つの道。目の前を全力で走るのも、また一つの道なのだ。

まとめ

終身雇用という仕組みは、確かに古くなりつつある。

会社が一生を保証してくれる時代は、もう戻ってこないのかもしれない。

けれど、それを悲観する必要はない。

むしろ、自分のキャリアを自分の意志で選べる、自由な時代がやってきたと捉えたい。

将来どう在りたいかが見えている人は、そこから逆算して進めばいい。

まだ見えていない人は、目の前の仕事を全力で頑張ることで、道はひらけていく。

どちらであっても、大切なのは、「会社任せにしない」という姿勢である。

あなたのキャリアのハンドルは、いつでもあなた自身が握っているのだから。

企業の本音を知れば、仕事選びはもっと上手くいく

ありがたいことに、最近はセミナーや講演会で話をさせていただく機会が増えてきた。

ただ、その相手は求職者ではなく、企業の経営者や採用担当者がほとんどである。

そして、講演後には必ずと言っていいほど質問をいただくのだが、その質問に答えているうちに、いつも思うことがある。

実は、企業が抱える悩みへの答えは、そのまま働く私たちにも当てはまるのではないかと。

今回は、企業からよくいただく3つの質問を紹介しながら、働く側の私たちができることについても、一緒に考えてみたい。

1.「入社しても、早期に辞めてしまう人が出る。どうすればいいのか」

これは本当に多い悩みだ。せっかく採用したのに、すぐに辞めてしまう。

私はいつも、「しっかり情報を開示して、入社前と入社後のギャップをなくしましょう」とお伝えしている。

良いことばかりを伝えて採用しても、入ってから「話が違う」となれば、早期退職につながる。

だからこそ、大変な部分も含めて正直に伝えることが、結果的にミスマッチを防ぐ。

——ただ、ここで逆に、働く側の私たちにも問いかけたい。

あなたは、その会社のことを、しっかり調べているだろうか。

面接の場で、仕事の内容や会社のことについて、自分から質問しているだろうか。

ミスマッチは、企業だけが防ぐものではない。

自分から情報を取りにいき、納得した上で入社することが、早期退職を防ぐ何よりの方法である。

2.「若い人材が、なかなか育たない。どうすればいいのか」

これもよく聞かれる。育てているつもりなのに、伸びない。もどかしい、という声だ。

私の答えは、「少しずつでも、目標を持たせること」だ。

小さな成功体験を積ませ、それをきちんと承認する。

そうやって、本人の中に自発的な向上心が芽生える環境をつくることが大切だと伝えている。

——では、逆に問いたい。

働く側であるあなたは、向上心を持っているだろうか。

会社に言われたことだけをこなしてはいないだろうか。

それではなかなか成長しない。

自分で考え、実行し、たとえ失敗しても、そこから学ぶ。

その繰り返しが、人を育てる。

育ててもらうのを待つのではなく、自分から育とうとする姿勢が、成長の速さを大きく変える。

3.「若い社員と、価値観が合わないときはどうすればいいのか」

世代の違いから、価値観のズレを感じる。

これも、経営者や管理職の方から多く寄せられる悩みだ。

私の答えは、少し当たり前に聞こえるかもしれないが、「コミュニケーションを取り続けること」しかない、というものだ。

たとえば海外では、国も、言葉も、宗教も違う人たちが、同じ職場で一緒に働いている。

日本とは環境が違うとはいえ、彼らはしっかりコミュニケーションを取りながら、それぞれの役割を果たしている。

価値観が違うことは、そもそも当たり前なのだ。

——そして、これも働く側に問い返したい。

あなたは、自分の価値観を、相手に押し付けていないだろうか。

会社は、社会の役に立つために存在している。

そして、その目的を果たすには、いろいろな人と協力する必要がある。

価値観が合わないから、で終わらせるのではなく、違いを前提にしながら、どう協力していくかを考える。

それが、働くということなのだと思う。

まとめ

こうして企業からよく聞かれる質問を並べてみると、あることに気づく。

早期退職も、人が育たないことも、価値観のズレも——

どれも、会社側だけの問題でも、社員側だけの問題でもない、ということだ。

会社は、情報を開示し、育つ環境をつくり、コミュニケーションを取る努力をする。

そして働く側も、自分から会社を調べ、自分から成長しようとし、自分から歩み寄る。

どちらか一方が頑張れば解決する、という話ではない。

両方が、それぞれの立場で考える必要があるのだ。

採用も、その後の働き方も、結局は企業と個人の”すり合わせ”である。

だからこそ、働く側である私たちも、「会社が何をしてくれるか」だけでなく、「自分は何ができるか」を考えてみてほしい。

その視点を持てた人から、仕事は面白くなっていく。

あなたのキャリアのハンドルは、いつでもあなた自身が握っているのだから。

人事として面接のときに注目するポイント

20代から30代になってくると、ふと「このままでいいのかな」とキャリアを見つめ直す瞬間が訪れる。
そして実際に求人サイトを眺めてみたり、思い切って他社に応募し、面接を受けた経験がある人もいるだろう。
そのとき、誰もが一度は思う。

 「面接官って、いったいどこを見ているんだろう?」

今回は、これまで1,600名以上の面接を経験してきた立場から、人事が面接で注目しているポイントについて、少し裏側を覗くような気持ちでお話ししたい。

1.新卒と中途では、見ているポイントが少し違う

まず大前提として、新卒採用と中途採用では、面接で注目するポイントが若干違う。
新卒採用は、基本的に”ポテンシャル採用”である。
社会人経験がないため、これまでの実績よりも「これから伸びそうか」を見ている。
少し前までは、その判断材料といえば「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」が定番だったが、最近は「学ポタ(学業+ポータブルスキル)」という言葉も使われ始めている。
“何を頑張ったか”だけでなく、”そこから何を学び、どんな力が身についたか”――つまり、社会に出てからも持ち運べるスキルや思考力を見る、という流れに変わってきている。

一方、中途採用はもう少しシンプルだ。
「そのポジションを担うスキルや能力が、本当にあるのか」をしっかり見極めにいく。
即戦力として期待されているので、当然と言えば当然である。
ただし、ここで一つ共通している大事なポイントがある。
それは、新卒であれ中途であれ、「社内の価値観に合うかどうか」は必ずチェックされているということだ。
どれだけスキルが高くても、どれだけポテンシャルがあっても、社内の文化と合わなければ、お互いに苦しい時間になってしまう。
だからこそ、企業側もそこは慎重に見ている。

2.個人的に一番見ているのは「一貫性」

ここからは、私が個人的に面接で注目しているポイントをお話ししたい。
それは、「主張や考えに一貫性があるか」という点である。
たとえば、 「成長したいです」と言いながら、「残業はしたくないし、難しい仕事は避けたい」と話す。
「人と関わる仕事がしたい」と言いながら、過去のエピソードでは”一人で黙々と作業するのが好きだった”と語る。

別にこれが悪いという話ではない。 人間だから、矛盾はあって当然である。
ただ、面接の場でその矛盾を自分でも気づかずに話してしまうと、聞いている側としては、 「この人は本当にやりたいことが見えているのかな?」と感じてしまうのだ。

逆に、多少語り口が不器用でも、 「私はこういう価値観を持っているので、こういう仕事がしたい」 「過去のこの経験から、こう考えるようになった」 と一貫した軸で話してくれる人は、強く印象に残る。
上手に話す必要はない。
“自分の言葉で、自分の考えを語れること”――これが何より大切なのである。

3.AI時代だからこそ、「深掘り」が増えていく

そして、ここ最近の面接で大きく変わってきていることがある。 それは、AIの存在だ。
履歴書、職務経歴書、志望動機――今やChatGPTをはじめとした生成AIを使えば、誰でも一定レベル以上の書類を作ることができる。
これは、応募者にとっては追い風だ。 書類選考を通過しやすくなったとも言える。

しかし――ここからが本題である。
書類の精度が上がった分、面接官は「本当にこの内容、自分で考えて書いたのか」を確かめにいく。
つまり、面接での”深掘り”が圧倒的に増えてきている。

・志望動機を要約するとなんですか?

・このエピソードの中で、あなたが一番大変だったのは具体的にどの場面ですか?

・そのとき、他にどんな選択肢がありましたか?

こういった質問に、自分の言葉で答えられるかどうか。
ここで本当の意味での”その人らしさ”が見えてくる。

AIを使うこと自体は悪いことではない。 むしろ、文章を整えるツールとして上手に活用すればいい。
大事なのは、AIを”自分の考えを引き出す相棒”として使い、最後はしっかり自分の頭で考えること。
これからの時代、ここの差はますます大きくなっていくと感じている。

まとめ:面接は「自分を知ってもらう場」であり、「自分を知る場」でもある

面接で人事が注目しているポイントを、改めて整理しよう。

・新卒はポテンシャル(ガクチカから学ポタへ)

・中途はそのポジションに必要なスキルや能力

・どちらにも共通するのは「社内の価値観に合うか」

・そして、主張や考えに一貫性があるか

・AI時代だからこそ、深掘りで”自分の言葉”が問われる

面接は、一方的にジャッジされる場ではない。
自分のことを知ってもらう場であり、同時に、自分が「この会社で本当にやっていけるか」を確かめる場でもある。
そのためには、AIに頼りきらず、自分の言葉で語れるよう、日頃から「自分はどう在りたいのか」を考えておくことが大切である。
面接の準備は、テクニックではなく、自分との対話から始めてみてほしい。
そこで見つかった”自分の軸”こそが、面接官の心を一番動かす材料になる。

「会社とのズレ」を感じ始めたあなたへ

仕事を始めて数年。
業務にも慣れ、ある程度自分のやり方が見えてきた頃に、ふと感じる瞬間がある。

 「あれ、この上司の指示、なんか違和感があるな…」

そんなふうに思ったことはないだろうか。
実はこの”ズレ”の感覚は、20代から30代の若手にとって、誰もが一度は通る道である。
今回はそんな「会社とのズレを感じたとき」の向き合い方について、考えてみたい。

1.”違和感”は、あなたが成長した証

入社してすぐの頃は、目の前の仕事をこなすことで精一杯だったはずだ。
言われたことを覚え、ミスをしないように気をつけ、一日一日を必死に過ごす。
そんな日々を積み重ねていくうちに、いつの間にか仕事の全体像が見えるようになってくる。
そして、ある日ふと感じるのだ。

「この指示、本当に意味があるのかな?」
「もっと良いやり方があるんじゃないか?」

この感覚は、決して悪いことではない。
むしろ、自分の頭で考えられるようになってきた”成長の証”である。
仕事にただ流されていた頃には、感じることすらできなかった違和感。
それを感じ取れるようになったということは、あなたの中に「自分なりの判断軸」が育ち始めているということだ。

2.ズレを感じたら、まずは”すり合わせ”

違和感を感じたとき、お勧めしたいのは「上司に目的や意図を確認する」ということだ。
たとえば、

「この業務、どんな狙いで進めているんでしょうか?」
「この優先順位の理由を教えていただけますか?」

そんなふうに、まずは”質問のかたち”で聞いてみる。
そして、自分の考えも素直に伝えてみよう。

「私はこう思っていたのですが…」
「こういうやり方の方が効率的かもしれないと感じています」

なぜ、すり合わせが必要なのか。
それは、上司が見ている景色と、あなたが見ている景色が、そもそも違うからである。
上司は、チーム全体の状況、他部署との兼ね合い、経営からの指示、お客様の事情など、あなたには見えていない要素を含めて判断していることが多い。

一方であなたは、現場で実際に手を動かしているからこそ見える”リアル”を持っている。
どちらが正しい、間違っているではない。 “視座が違う”だけなのだ。
すり合わせをしてみると、
「なるほど、そういう背景があったのか」と納得することもあれば、
「自分の意見も取り入れてもらえた」という手応えを得られることもある。
そして、納得した上で責任を果たす。
これが、社会人として一段上のレベルに進む大切なステップである。

3.それでもズレが続くなら、自分自身と向き合う

ただ、正直に言えば、何度すり合わせをしても、ズレが解消されないこともある。
価値観が根本的に違う、会社の方向性と自分の目指す場所が違う――。
そんなときは、一度立ち止まって、自分自身と向き合ってみてほしい。

・自分はこの会社で、何を成し遂げたいのか
・この会社で続けることで、5年後10年後の自分はどうなっているのか
・それとも、別の環境に身を置いた方が、自分は成長できるのか

転職か継続か――これは、優劣の問題ではない。
自分のキャリアをどうデザインしたいかという、極めて個人的な選択である。
そして、もう一つ大事なことがある。 それは、日頃からコミュニケーションを取っておくこと。
普段から話をし、自分の考えを少しずつ共有しておくと、いざというときに「ちゃんと話せる関係」ができているものだ。

まとめ

会社とのズレを感じることは、決してネガティブなことではない。
あなたが目の前の仕事をこなすだけのフェーズを超え、「自分はどう働きたいか」を考え始めた証である。
大切なのは、

・違和感を放置せず、上司と目的や意図をすり合わせること
・納得した上で、自分の責任を果たすこと
・それでもズレが続くなら、自分自身と向き合うこと
・そして何より、日頃からコミュニケーションを大切にすること

ズレは、避けるものではなく、対話を通じて埋めていくもの。
その対話を重ねていく中で、あなた自身のキャリアの軸も、少しずつクリアになっていくはずだ。
焦らず、丁寧に、自分の声と相手の声、両方に耳を傾けてみよう。

キャリアと資産形成、投資ってどうすればいいの?

最近は、NISAやiDeCoといった言葉を耳にする機会も増え、20代、30代でも「投資ってやった方がいいのかな」と考える人が多くなってきた。
一方で、「なんだか難しそう」「損しそうで怖い」「そもそも投資ってお金持ちがやるものでは?」というイメージを持っている人も少なくないだろう。
今回は、そんな”投資との距離感”がどう変わってきたのか、そしてこれからの時代にどう向き合えばいいのかを、少し肩の力を抜きながら考えてみたい。

1.昔は“貯金こそ正義”、投資はちょっと怪しいものだった
昔は投資というと「お金持ちがするもの」というイメージがかなり強かった。
昭和から平成のはじめ頃までは、「とりあえず貯金しておけば安心」という感覚が社会全体にあり、
銀行に預けておけば利息もつくし、真面目に働いていれば会社も守ってくれる。
そんな前提が成り立っていた時代である。

昭和には上司から「はい、これタクシー代」と1万円札をポンと渡される場面もあったといい、
平成のバブル期には新卒の内定者を海外旅行に連れて行く企業まであったと聞く。

そんな時代を知る人からすると、「会社に勤めて真面目に貯金していれば何とかなる」という
感覚があったのも無理はない。
だからこそ、「株式投資はリスクが大きい」「失敗したら怖い」という思い込みも広がりやすかったのである。

2.”貯めるだけ”では心もとない今、投資は「キャリアの選択肢」を増やすツールに
ただ、時代は変わった。
「会社に長く勤めていれば安心」「年金があるから大丈夫」と言い切れる空気は、
かなり薄くなっている。

少し前には「老後2000万円問題」が話題になった。
あの言葉を聞いたとき、心の中でそっと電卓を叩いた人も多かったのではないだろうか。
さらに今は物価の上昇や社会保険料の負担増もあり、ただ銀行に預けているだけでは安心感が昔ほど強くない。

ここで大切なのは、「お金を稼ぐのは悪いことではない」という感覚を持つことだ。
ただ銀行に預けているだけでは少し心もとない今、大切なのは資産形成を「お金儲け」ではなく、
「自分の生活とキャリアを守る準備」と捉え直すことである。

資産に少しでも余裕ができれば、「本当にやりたい仕事への転職」「スキルアップのための休職」「独立」など、
キャリアの選択肢がグッと広がる。
お金の余裕は、心の余裕、そしてキャリアの自由度に、直結するのだ。

3.若いうちから、できる範囲で「小さな一歩」を
資産形成は一発逆転ではなく、時間を味方につけるある意味ゲームだ。
「すぐに倍になります」といった話が出てきたら、まず深呼吸してみよう。
たいていうまい話には裏がある。

大事なのは、できる範囲でいいから始めてみることだ。
毎月数千円でもいいし、無理のない範囲で積み立てるだけでもいい。
最初から経済ニュースを難しい顔で読む必要はなく、スマホを見ながら株価を見て一喜一憂しなくてもいい。

ただ、少額でも始めると不思議なもので、円安・株価・企業などの経済ニュースが一つに繋がってくる。
その結果、これまで遠い世界の話だったものが、自分のキャリアを考える上での大きなヒントに繋がることも
あるのだ。

まとめ昔のように「会社と貯金に任せておけば安心」という時代は過ぎ、自分の未来は自分でデザインする時代になった。
投資はすぐに儲けるためのものではなく、経済を知り、自分の人生とキャリアのハンドルを自分で握るための行動と捉えよう。

キャリアもお金も、結局は「未来の自分をどうつくるか」という同じテーマに行き着く。
焦らず、無理なく、長い目で、未来に向けた小さな一歩を踏み出してほしい。

転職するってマイナスですか?

私たちの上の世代には、「転職=長続きしない人」「転職=失敗」——というそんな空気が、少し前まではあった。
しかし今は違う。転職は当たり前になり、キャリアアップや働き方の選択肢として前向きに捉えられるようになってきた。

ただ、ここで大事なのは、「転職=常にプラス」ではないという現実だ。
今回はそんな「転職との向き合い方」について整理してみたい。

1.昔は「一社で勤めあげる」が当たり前だった

一昔前は、終身雇用や年功序列の文化が強く、「同じ会社で定年まで働くこと」が理想とされていた。
そのため転職は、「仕事が続かない人」「我慢が足りない人」という印象を持たれてしまうこともあった。

しかし現在は状況が大きく変わっている。
少子高齢化による人材不足、働き方改革、価値観の多様化などを背景に、「自分のキャリアを主体的に考える」という意識が広がってきた。
今では転職は、キャリアを築くための選択肢の一つとして認識されている。

2.転職がマイナスになることもある

「転職はマイナスではない」——これは基本的に正しい。
ただし、転職の仕方によっては結果的にマイナスになってしまうこともある。
そもそも、何をもってマイナスと感じるかは人それぞれだ。
年収が下がることをマイナスと感じる人もいれば、給与よりもやりがいや働きやすさを重視する人にとっては、年収が少し下がってもプラスになる場合もある。

問題になりやすいのは、「なんとなく今の環境が嫌だから」「とにかく給料を上げたいから」といった、長期的な視点ではなく、短期的な視点で転職してしまうケースだ。
環境だけを変えても、悩みの原因が自分にある場合、同じ問題を繰り返してしまい、結果としてキャリアが安定しないこともある。

また、転職エージェントを利用する場合も注意が必要だ。
エージェントのキャリアアドバイザーは、転職が成立して初めて報酬が発生する仕組みになっている。
もちろん誠実な担当者がほとんどだが、提案された求人が必ずしも自分にとって最適とは限らない。
最終的な判断は自分で行うという意識を持つことが大切だ。

3.転職には「目的」と「情報収集」が必要

では、転職を前向きな選択にするためには何が必要だろうか。
答えはシンプルで、「目的」と「情報収集」の二つである。

まず、「なぜ転職したいのか」「転職によって何を実現したいのか」を言葉にしてみてほしい。
例えば、

・マネジメント経験を積みたい
・専門スキルを高めたい
・ワークライフバランスを整えたい

このような目的が明確になると、企業選びの軸が定まり、判断がぶれにくくなる。

次に大切なのが情報収集だ。
「給料が高い」「名前を知っている会社」という理由だけで転職先を決めてしまうのは危険である。
仕事内容、職場の雰囲気、評価制度、働き方など、できる限り多くの情報を集めて判断することが重要だ。

私はこれまで1,600名以上の面接を経験してきたが、「なぜ転職したいのか」を自分の言葉で語れる人ほど、入社後の定着率が高いと感じている。
目的のある転職は、人を成長させる。

まとめ

転職は決して悪いことではない。
むしろ今の時代、自分のキャリアを主体的に考えることはとても大切だ。
ただし、目的のない転職は自分を迷わせる可能性もある。
「なんとなく嫌だから」ではなく、「こうなりたいから」という軸を持つこと。そして情報収集を怠らないこと。

転職は手段であって、目的ではない。
大切なのは、転職を通じて「どんな自分になりたいのか」を考え続けることである。
あなたのキャリアのハンドルは、いつでもあなた自身が握っている。

苦手な人との向き合い方

社会人になって誰もが一度は、「この人、正直ちょっと苦手だな…」、と思う瞬間がある。
学生時代であれば、合わない人とは距離を置くこともできた。
けれど、仕事の世界ではそうはいかない。毎日顔を合わせ、同じ目標に向かって働かなければならない。
今回は、20〜30代の皆さんに向けて、「苦手な人との向き合い方」について考えてみたい。

1.学生と社会人の決定的な違い

私は人事をしていたころから、学生と社会人の大きな違いは「好きじゃない人とも付き合っていく必要があること」だとよく伝えてきた。
学生時代は、友人関係もある程度自分で選ぶことができた。
合わなければ距離を置けばいいし、環境を変えることもできる。

しかし、社会に出るとそうはいかない。
上司も、部下も、取引先も、自分では選べない。
ゲームのように「このメンバーは外して、入れ替える」というボタンは存在しない。

つまり社会人とは、多様な価値観の人と協働するプロフェッショナルとも言える。
ここを受け入れられるかどうかで、仕事のストレスは大きく変わる。

2.仕事は一人ではできない

もう一つ、大事な前提がある。
それは、仕事はチームで成り立っており、一人では完結しないという事実だ。

…と、偉そうに書いているが、実は過去に失敗している。
私にも、かつて「できれば会話したくないな…」と思う上司がいた。
正直に言うと、

「話しかけられそうになるとわざと席を外す」
「なるべく関わらないように仕事を進める」

という小学生みたいな回避行動をしていた時期もある。

ところが、今度は逆に、私に全然なついてくれない部下が現れた。
話しかけても、「はい…」「大丈夫です…」。

「あれ、これ…昔の自分じゃないか?」
と、鏡を見せられたような気分になった。
そのとき初めて、「チームとしてかなり良くない状態」だと気付いた。

そこで私は、部下に対して自分から相談したり、話しかけたりした。
すると少しずつ空気がやわらいでいき、チームの雰囲気も良くなった。
結局、一番変わるべきだったのは相手ではなく、自分の姿勢だったのである。

3.「何が正しいか」より「どうしたら前に進むか」

では、実際に苦手な上司や部下がいたらどうすればいいのか。
ここで私がいつも自分に問いかけている言葉がある。
それは、「何が正しいか」ではなく「どうしたら前に進むか」 で考える、ということだ。

・この人は何を大事にしているのか
・なぜその言い方をするのか
・自分はどう関わればスムーズになるのか

こうして一歩引いて考えてみると、相手の行動にも理由が見えてくる。
人間関係は、勝ち負けではないし、仲良くなれとは言わない。
チームとして仕事が前に進むことが大事なのである。

ただし、残念ながら本当に意地悪をしてくる人はゼロではない。
もしあまりにも理不尽なことを言われたり、ハラスメントを受けた場合は、
我慢せずに上司または人事(人事がない場合は総務)に相談しよう。

まとめ

社会人になると、苦手な人と出会うのは避けられない。
ただ、会社はビジョンや目標を達成するために、皆さんを採用している。
それは「同じ船に乗った仲間である」ということを意識して欲しい。

人との関わり方は、一生続いていく。
仕事が一人でできないのと同じで、人は一人では生きていけないからだ。
もし今、苦手な上司や部下に悩んでいるなら、それはあなたが「社会人として一段成長するチャンス」なのかもしれない。

人間関係を乗り越えた先に、仕事の面白さと、あなた自身の成長が待っている。
焦らず、一歩ずつ。
今日も目の前の人との対話を大切にしていこう。

これからの時代の20代・30代の働き方に必要なこと

年末年始は、家族や友人とゆっくり過ごした人もいれば、来年の計画を考えたりと、それぞれの時間を過ごされたのではないでしょうか。

新年最初のコラムは、売り手市場が続き、AIの進化も加速する今だからこそ、20代・30代の皆さんに考えてほしい「これからの働き方」についてお話ししたいと思います。

1.なぜ企業は年始に祈祷をするのか

多くの企業では、年始に神社で祈祷を行います。
「縁起担ぎ」や「慣習」と思われがちですが、その本質はもう少し深いところにあります。
事業は、経営者や社員だけで成り立っているわけではありません。
お客様、取引先、協力会社、地域社会——多くの人の支えがあって初めて成立しています。

年始の祈祷には、
「今年も無事に事業を続けられますように」
「関わるすべての人にとって良い一年になりますように」
そんな感謝と決意の意味が込められているのです。
私自身も、日々の仕事は決して当たり前ではなく、多くの方の支えの上に成り立っていると実感しています。
その感謝の気持ちを忘れず、今年もどうぞよろしくお願いします、という想いで新年を迎えています。

2.初任給が上がる時代に起きる「二極化」

少子高齢化が進む中、企業にとって若手社員の獲得競争は年々激しくなっています。
それに伴い、新卒の初任給や若手の給与水準が上がってきているのも事実です。
一見すると、若手にとって追い風のように感じるかもしれません。
しかし、ここで一度立ち止まって考えてみてほしいのです。

「すべての若手人材の価値が、一様に高くなっているのか?」

答えは、決してそうではありません。
むしろ今後は、若手の中でも“価値が高い人”と“そうでない人”の二極化が進むと私は考えています。
その違いは、年齢や勤続年数ではなく、「どんな価値を提供できるか」で決まっていきます。

3.がむしゃらではなく、「賢く」働くという視点

これからの時代、ただ長時間がむしゃらに働くだけでは、自分の価値は上がりません。
むしろ、「何を考え、どう行動したか」がより問われるようになります。

・自分は何ができるようになりたいのか
・どんな分野で強みを持ちたいのか
・5年後、10年後、どんな自分でいたいのか

こうした「在りたい姿」を描くことが、賢く働くための出発点です。
目標があれば、学ぶべきことが見え、時間の使い方も変わります。
AIをどう活用するか、どの仕事を人に任せ、どこで自分の価値を発揮するか——その判断もできるようになります。
自分のキャリアは、会社が用意してくれるものではありません。
自分で考え、選び、積み重ねていくものです。

まとめ:自分の価値は、自分で高めていく

2026年を迎え、働く環境はこれからさらに大きく変わっていきます。
若手が求められる時代である一方で、個人の価値がよりシビアに問われる時代でもあります。
だからこそ、「自分はどう在りたいのか」を考えることが何より大切です。

感謝の気持ちを忘れず、周囲に支えられていることを意識しながら、
自分自身の価値を少しずつ高めていく。
その積み重ねが、5年後、10年後のキャリアを大きく変えていきます。
今年が、皆さんにとってそんな一歩を踏み出す一年になることを願っています。