沖縄 20~30代就職・転職

「あなたらしく働く」を豊かにするコラム

沖縄の各分野で活躍するエキスパートたちのリアルな声!
仕事選びから働き方、人生観まで様々な視点で深掘り。
「あなたらしく働く」をもっと豊かにするヒントが満載です。

「なんとなく休日が終わってしまう人」へ

仕事も頑張っている。けれど、休日になるとスマホを見ているうちに1日が終わる。
そんな「もったいない過ごし方」をしてしまうこと、ないだろうか?
そこで今回は、20代・30代の皆さんに向けて、余暇を「自分に投資する時間」に変えるヒントをお届けしたい。

趣味が、あなたの感性をつくる

まず、休日の過ごし方を振り返ってみてほしい。
どんな趣味があるだろうか?映画鑑賞、スポーツ、カフェ巡り、読書、旅行――。
「趣味を持つこと」は、単なるリフレッシュにとどまらない。
そこには“自分らしさ”や“感性”を磨く大きな価値がある。

私自身、休日は読書をしたり、家族とドライブしたり、知らない街を歩いてみたりする。
その中で「なぜこの風景に惹かれたのか」「この本から何を学べるか」と問い直すことが、次の仕事に繋がっていく。
つまり、趣味は仕事に直結しなくてもいい。ただし、仕事に活かせる視点を持つことで、自己投資になる。

余暇こそ、仮説・検証のトレーニング時間

趣味や休日の活動を「学び」に変えるには、次の2つの視点がカギになる。
それが、「仮説」と「検証」だ。
たとえば、カフェ巡りが好きな人なら、「なぜこのお店は居心地が良いのか?」「何がリピーターを生んでいるのか?」と考える。

そこから仮説を立てて、自分の仕事やサービスに置き換えてみる。
さらに、「どうすればもっと上手くなるか」と探究することで、自分なりの気づきや成長が生まれてくる。
これは、営業や企画、マネジメントにも通じる考え方だ。
つまり、余暇こそ“思考の筋トレ”ができる時間でもあるのだ。

心を整える時間を、自分にプレゼントしよう

また、最近は“デジタルデトックス”の重要性も高まっている。
常にスマホやSNSに囲まれた毎日は、知らず知らずのうちに「思考」や「感性」を疲弊させているかもしれない。

ときには意識的にデジタルから距離を置き、自然に触れたり、ノートに手書きで振り返ってみたりすることもおすすめだ。
1日を振り返り、「今日、心が動いた瞬間はいつだったか?」と問いかけてみる。
小さな気づきが、自分らしい価値観や選択軸を育ててくれる。
旅行に行く、好きな本を読む、静かな時間を過ごす――
こうした行動はすべて「未来の自分へのプレゼント」だと考えてほしい。

まとめ:遊びも学びも、“視点”次第で未来につながる

休日の使い方に、正解はない。
でも、「ただ休む」だけで終わるか、「未来の糧」として活かせるかは、自分次第である。
趣味や余暇を通じて、感性を磨く。仮説を立てて検証し、自分の成長に繋げる。
そして、ときにはデジタルを手放し、自分の心と静かに向き合う。

そんな小さな意識の積み重ねが、やがて「仕事に活きる自分」を育てていく。
休日は、あなたが“もっといい自分”になるための、最高の時間。
どう使うか、今日からちょっとだけ意識してみよう。

ステップアップナビゲーター

株式会社Cavitte(キャビット)

(https://cavitte.co.jp/)

代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)

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終身雇用の考え方はもう古い?

「三種の神器」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

神話に出てくる宝物のことではない。かつて日本企業の強さを支えた、日本的経営の三つの柱――「終身雇用」「年功序列」「企業別労働組合」のことである。

なかでも終身雇用は、多くの人が「当たり前」だと思ってきた働き方の前提だった。

しかし今、その前提が崩れ始めている。

今回は、終身雇用という考え方が変わりつつある時代に、私たちはどう働き、どうキャリアを築いていけばいいのかを、一緒に考えてみたい。

1.成長の時代に、日本的経営はうまくかみ合っていた

そもそも終身雇用とは、一度採用した社員を、原則として定年まで雇い続けるという仕組みである。

働く側からすれば、大きな失敗をしない限り、定年まで安心して働ける。これほど心強いものはない。

その代わり、会社の指示に従い、命じられた部署で、命じられた仕事をする。転勤も配置転換も、基本的には受け入れる。そういう"暗黙の約束"の上に成り立っていた。

この仕組みは、日本経済が右肩上がりで成長していた時代とは、非常に相性が良かった。

経済が成長し続けるという前提があれば、会社は社員を長く抱え、時間をかけて育てることができる。社員も、会社に尽くせば、その分だけ給料も役職も上がっていく。

お互いにとって、合理的な関係だったのだ。

2.環境が変わり、働く人の意識も変わった

ところが、時代は大きく変わった。

経済は以前のように成長しなくなり、会社が「定年まで面倒を見る」と言い切ることが難しくなってきた。

大企業のトップですら「終身雇用を守っていくのは難しい」と発言する時代である。

そして、変わったのは環境だけではない。働く人の意識も、大きく変わった。

一つの会社に一生を捧げることが正解だとは、もう誰も思っていない。転職も、副業も、独立も、当たり前の選択肢になった。

「会社が守ってくれる時代」から、「自分でキャリアを守る時代」へ。

これは、ある意味で厳しい変化である。会社に委ねていればよかったものを、これからは自分で背負わなければならない。自己責任という言葉が、より重くのしかかってくる。

しかし、見方を変えれば、これは自由でもある。会社の都合に合わせるのではなく、自分の意志でキャリアを選べる時代になった、ということだからだ。

3.これからは、自分でキャリアを設計する時代

終身雇用が前提でない時代とは、言い換えれば、個人が自分の手でキャリアをつくっていく時代である。

では、どうすればいいのか。

私がおすすめしたいのは、「将来、自分はどう在りたいか」から逆算して考える、という方法だ。

5年後、10年後、どんな仕事をして、どんな自分になっていたいか。それが見えれば、そこに近づくために、今どんな経験を積み、どんなスキルを身につければいいかが見えてくる。

目的地が決まっていれば、進む道も選びやすい。これが、キャリアを自分で設計するということである。とはいえ、「どう在りたいか」なんて、そう簡単に決まるものではない。今この瞬間に、はっきりとした将来像を描けている人のほうが、むしろ少ないだろう。

だが、決まっていないからといって、焦る必要はまったくない。

そういうときは、まず目の前の仕事を、精一杯頑張ってみてほしい。

目の前のことに真剣に取り組んでいると、不思議と誰かが見ていてくれるものだ。そして、思いがけないタイミングで、新しい役割や、面白い仕事のチャンスが巡ってくる。

そのチャンスをつかんだ先に、「あ、自分はこういうことがやりたかったのか」と、なりたい自分が見えてくることも多い。

将来から逆算するのも一つの道。目の前を全力で走るのも、また一つの道なのだ。

まとめ

終身雇用という仕組みは、確かに古くなりつつある。

会社が一生を保証してくれる時代は、もう戻ってこないのかもしれない。

けれど、それを悲観する必要はない。

むしろ、自分のキャリアを自分の意志で選べる、自由な時代がやってきたと捉えたい。

将来どう在りたいかが見えている人は、そこから逆算して進めばいい。

まだ見えていない人は、目の前の仕事を全力で頑張ることで、道はひらけていく。

どちらであっても、大切なのは、「会社任せにしない」という姿勢である。

あなたのキャリアのハンドルは、いつでもあなた自身が握っているのだから。

ステップアップナビゲーター


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代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)

粟国 傑(あぐにすぐる)

企業の本音を知れば、仕事選びはもっと上手くいく

ありがたいことに、最近はセミナーや講演会で話をさせていただく機会が増えてきた。

ただ、その相手は求職者ではなく、企業の経営者や採用担当者がほとんどである。

そして、講演後には必ずと言っていいほど質問をいただくのだが、その質問に答えているうちに、いつも思うことがある。

実は、企業が抱える悩みへの答えは、そのまま働く私たちにも当てはまるのではないかと。

今回は、企業からよくいただく3つの質問を紹介しながら、働く側の私たちができることについても、一緒に考えてみたい。

1.「入社しても、早期に辞めてしまう人が出る。どうすればいいのか」

これは本当に多い悩みだ。せっかく採用したのに、すぐに辞めてしまう。

私はいつも、「しっかり情報を開示して、入社前と入社後のギャップをなくしましょう」とお伝えしている。

良いことばかりを伝えて採用しても、入ってから「話が違う」となれば、早期退職につながる。

だからこそ、大変な部分も含めて正直に伝えることが、結果的にミスマッチを防ぐ。

——ただ、ここで逆に、働く側の私たちにも問いかけたい。

あなたは、その会社のことを、しっかり調べているだろうか。

面接の場で、仕事の内容や会社のことについて、自分から質問しているだろうか。

ミスマッチは、企業だけが防ぐものではない。

自分から情報を取りにいき、納得した上で入社することが、早期退職を防ぐ何よりの方法である。

2.「若い人材が、なかなか育たない。どうすればいいのか」

これもよく聞かれる。育てているつもりなのに、伸びない。もどかしい、という声だ。

私の答えは、「少しずつでも、目標を持たせること」だ。

小さな成功体験を積ませ、それをきちんと承認する。

そうやって、本人の中に自発的な向上心が芽生える環境をつくることが大切だと伝えている。

——では、逆に問いたい。

働く側であるあなたは、向上心を持っているだろうか。

会社に言われたことだけをこなしてはいないだろうか。

それではなかなか成長しない。

自分で考え、実行し、たとえ失敗しても、そこから学ぶ。

その繰り返しが、人を育てる。

育ててもらうのを待つのではなく、自分から育とうとする姿勢が、成長の速さを大きく変える。

3.「若い社員と、価値観が合わないときはどうすればいいのか」

世代の違いから、価値観のズレを感じる。

これも、経営者や管理職の方から多く寄せられる悩みだ。

私の答えは、少し当たり前に聞こえるかもしれないが、「コミュニケーションを取り続けること」しかない、というものだ。

たとえば海外では、国も、言葉も、宗教も違う人たちが、同じ職場で一緒に働いている。

日本とは環境が違うとはいえ、彼らはしっかりコミュニケーションを取りながら、それぞれの役割を果たしている。

価値観が違うことは、そもそも当たり前なのだ。

——そして、これも働く側に問い返したい。

あなたは、自分の価値観を、相手に押し付けていないだろうか。

会社は、社会の役に立つために存在している。

そして、その目的を果たすには、いろいろな人と協力する必要がある。

価値観が合わないから、で終わらせるのではなく、違いを前提にしながら、どう協力していくかを考える。

それが、働くということなのだと思う。

まとめ

こうして企業からよく聞かれる質問を並べてみると、あることに気づく。

早期退職も、人が育たないことも、価値観のズレも——

どれも、会社側だけの問題でも、社員側だけの問題でもない、ということだ。

会社は、情報を開示し、育つ環境をつくり、コミュニケーションを取る努力をする。

そして働く側も、自分から会社を調べ、自分から成長しようとし、自分から歩み寄る。

どちらか一方が頑張れば解決する、という話ではない。

両方が、それぞれの立場で考える必要があるのだ。

採用も、その後の働き方も、結局は企業と個人の"すり合わせ"である。

だからこそ、働く側である私たちも、「会社が何をしてくれるか」だけでなく、「自分は何ができるか」を考えてみてほしい。

その視点を持てた人から、仕事は面白くなっていく。

あなたのキャリアのハンドルは、いつでもあなた自身が握っているのだから。

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粟国 傑(あぐにすぐる)

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