沖縄 20~30代就職・転職

「あなたらしく働く」を豊かにするコラム

沖縄の各分野で活躍するエキスパートたちのリアルな声!
仕事選びから働き方、人生観まで様々な視点で深掘り。
「あなたらしく働く」をもっと豊かにするヒントが満載です。

前準備が全て!

私はラジオやテレビ、イベントなどでMCを務めるお仕事をさせていただいています。
情報をお伝えしたり、ゲストを招いてトークを展開したりと様々です。
現場での対応力はもちろん必要ですが、それ以上に準備に時間とエネルギーを使うお仕事です。

司会業の先輩から教えていただいたことは「準備8割、本番2割。10分舞台に立つなら60分喋れるようにしておけ」です。
極端なことを言えば、司会を生業にしていない人でも準備さえできていれば進行はできる!とのこと。

現場での対応力でどうにかなるケースもありますが、そのような芸当をこなせる人は場数を踏んだ猛者ですし、そんな猛者であっても準備不足というのは不安なはず。
そしてその不安はパフォーマンスに必ず響いてきます。

これは司会業に限らず受験や就職活動、営業活動など、どの職業のどのシーンにも言えることではないでしょうか。
準備ができていない時ほど不安を大きく感じるはずです。「準備8割、本番2割」取組む内容に応じて割合のバランスは変わってくるかもしれませんがこの考え方は大事にしています。

しかし現場や本番にはイレギュラーが付き物です。
どんなに準備をしても失敗してしまうことはあります。
僕の仕事で言えば相手と話が噛み合わなかったり、相手のリズムに合わせられなかったり、お伝えするべき情報の話がまとまってなくて分かりづらい説明になってしまうなど。

全ては「準備不足」なのですが、大事なのはその準備不足の「不足」とは具体的に何が不足していて、再発を防ぐためにはどうすれば良いのかを考え次に活かすことです。
将棋で言う試合後の感想戦を頭の中で行い、それぞれの行動や発言の分岐点でどうすればベストもしくはベターだったのか考えながらシミュレーションします。

このとき、前準備を沢山していた場合は質の良い感想戦になりますが、前準備をあまりしていなかった場合は当たり前ですが内容の薄い感想戦になります。得られるもの、次に繋がるものも多くはないはずです。

色々綴りましたが、結局この話は前準備が全て!というところに戻ってきます。
今一度準備の質について、考えてみる機会にしてみてください。

ステップアップナビゲーター

・ラジオパーソナリティ
・メイクマン公式アンバサダー
・空間コーディネーター

タイシロウ

(https://www.instagram.com/tai_higa?igsh=azl1amVjY2VjMGZw&utm_source=qr)

他のナビゲーターたちのコラム

テーマ
「失敗を恐れない心構え」

失敗は未来への種

社会人としてキャリアを歩み始めると、「失敗したらどうしよう」と不安に駆られることは誰にでもある。
特に20代から30代の若手にとって、失敗は「評価を下げること」や「将来のキャリアを閉ざすこと」に直結するように感じられるかもしれない。
しかし実際には、失敗は避けるべきものではなく、成長のために必要な通過点である。
本稿では、失敗との向き合い方について考察する。

失敗とは何か

まず大前提として、「失敗しない人はいない」という事実を受け入れることが大切である。
仕事や挑戦の過程で、思うように成果が出なかったり、周囲の期待に応えられなかったりすることは誰にでもある。けれど、それは“その瞬間に望んだ結果が出なかった”にすぎない。

本当に重要なのは、そこから何を学ぶかという点である。
失敗を単なる挫折として終わらせるのか、それとも次のステップに向けたヒントと捉えるのか――その違いが、キャリアの成長スピードを大きく変える。

また、失敗はつきものであるからといって、手を抜いてはならない。
一生懸命に取り組むからこそ、何がダメだったのか、次はどうしたら良いのかが見えてくる。
真剣に取り組んだ先にこそ、次につながる学びがあるのである。

失敗とチャレンジは表裏一体

私自身、株式会社Cavitteを立ち上げてから数え切れないほどの失敗を経験してきた。
うまくいかない企画や、期待どおりに進まなかったプロジェクトも数多くある。
しかし振り返れば、それらの経験こそが今の自分を形づくっている。

チャレンジしなければリターンはない。そして20代こそ、失敗を恐れずに挑戦するべき時期である。
今活躍している経営者やリーダーたちも、実は経営不振や苦境を乗り越えてきた人がほとんどである。むしろ、失敗を経験しているからこそ、成功をつかむ力を養ってきたといえる。

一方で、結果だけを見て後出しジャンケンのように批判する人もいる。
正直に言えば、そのような人の言葉を気にする必要はない。
挑戦した者だけが得られる学びがあり、そこにこそ価値があるのである。

失敗を糧に成長する

これから先、職業人生は長く続いていく。その中で、失敗は必ず訪れる。
だからこそ「恐れる」のではなく、「どう活かすか」を考える姿勢が重要である。

失敗から学び、改善点を見つけ、次に活かす。この積み重ねが人を大きく成長させる。
社会は“失敗しない人”ではなく、“失敗を糧にできる人”を求めているのである。

まとめ

失敗は、避けるものではなく、未来への種である。挑戦しなければ成功もなく、挑戦すれば失敗はつきもの。だからこそ、恐れずに踏み出すことが重要である。

そして、手を抜かずに真剣に取り組むこと。
挑戦したからこそ学べることがあり、その学びを糧に成長していくことができる。
これからのキャリアにおいて、失敗を恐れるのではなく、成長のための力に変えていこうではないか。

ステップアップナビゲーター

株式会社Cavitte(キャビット)

代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)

粟国 傑(あぐにすぐる)

攻めの失敗を重ねよう!

まずこれは断言できるのですが、人生ノーミスで過ごす人間なんていない!ということです。
人に迷惑を掛けたら反省すべきところですが、そうではなく自分の中で収まりの付く範囲なら別に大したことはありません。
実際、何か月か前のしくじった出来事なんて覚えていないですし、人間には「忘れる」という優秀なメカニズムが備わっています。

…ということを、何かあった際は自分に言い聞かせるように過ごしていますし、その攻略法で正解だと思っています。
そもそも「凹む」という感情自体、非常に曖昧なものです。

自分に期待し過ぎているからそういう感情になるだけで、現在地がそんなもんだと思えば立ち位置がはっきりとしてやるべきことが明確になります。
ですから、課題が見つかって、さらなるステップアップのチャンスなんだ!

…ということを、これまた自分自身に言い聞かせるように過ごしています。
その分、肝に銘じていることは「仕事の失敗は仕事で取り返す」ということです。
似たような場面が来るその時に備えて、先の失敗を繰り返さないようなシチュエーションはしないといけないと思っています。

失敗の種類にも、守りと攻めがあると思っていて、何もしなくて好機を逃す“守りの失敗”は何も得られるものが無かったという意味でやはり失敗だと思いますが、チャレンジした結果の“攻めの失敗”からは、やったからこそ分かる次に活かせるノウハウを身に付けられたことや、納得感のある諦めを手に入れられることは、次に進む大きな一歩だと思います。

あれと似てますね!書いてて気づきました。恋愛と似ています!告白したかしていないかで未練が残るかどうか。あの時のフラれた爽快感です!
若いころ、特に20代の頃は失敗なんて無いに等しいかもしれません。瞬間的には失敗だったとしても、長期的には経験です。

ですから、子どもにも自分の失敗は恥ずかし気もなく伝えるようにしています。こうやってしくじった経験を話すことで、子どももなるべく失敗しやすい=踏み出しやすい環境を作りたいと思っています。また、若気の至りでやってしまった恥ずかしい不義理を伝えて、同じ轍は踏まさない教訓になれば良いとも思っています。

失敗をエピソードに変えて浄化させるというのもひとつの手ですね。
「Spotifyをメキシコから乗っ取られて、お気に入り曲リストがラテンだらけになった」時は、ラジオのオープニングトークがひとつ出来たぞ!よっしゃ!くらいの感じでした(これはもしかしたら良くない感覚かもしれませんし、特に何か攻めた結果でもないですが!)

他人の失敗をチャレンジとして讃える習慣ができれば、自分の失敗にも寛容になれる気がします。元気にミスっていきましょう!

ステップアップナビゲーター


ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ

ナガハマヒロキ

NEW!

失敗は絶対にするもの

こんにちは、よすみです。
皆さんは今までどんな失敗をしてきましたか?
そして失敗が恐いですか?

…実は私もめちゃくちゃ失敗を恐れてしまうタイプです。
私は芸人という仕事柄、いろんな形のお仕事に挑戦する事が多いのですが、その度に失敗が恐しくて!医者に見せたら「これは異常だ!」と即答されるくらい動悸がします。
今回はそんな中で、失敗を恐れず挑戦するための私なりの心構え的なことをお話できればと思います!

基本的に私は、大抵のお仕事は失敗する前提で考えています。
こう書くとめっちゃネガティブな感じがしますけど、違うんです。
失敗する場面を思い浮かべると、なんとなくその失敗への対策も浮かんできますよね。
こういう所で失敗しそうとか、私はこういう失敗しがちとか、その想像をできる限りしながら対策を打っていくと「万が一失敗してもこういうカバーができる!」という安心感につながります。

あと、失敗した時のためにあらかじめ「仕事終わりの自分へのご褒美」も考えときましょう。
大好きなご飯屋さんに行くのか、普段買わない高いスイーツを食べるのか、なんだっていいんです。
まずどんな失敗をしたって、とにかく頑張った事には変わりないんですから!
この仕事が終わったらこの楽しみがある、と考えると少し気が楽になりますよね。

それと失敗した後の振り返りも大事ですよね。
初めてのお仕事だと、想定できない失敗があるのは当たり前です。
そこを振り返りながら対策を考えると、次は失敗しないぞ!という心構えに繋がります。

また「失敗が恐くて挑戦できません」という方もたくさんいると思いますが、安心してください。
『失敗は絶対にするもの』なので。

私はまだ25年間しか生きてませんが、失敗しない人を一度も見た事がありません。
すごく頼りになるスーパーマンみたいな先輩や上司でも、聞いてみると案外エグい失敗をしているもんです。
そこを乗り越えて今のスーパーマンになっているのかと考えると、自分の失敗も「これからスーパーマンになるための試練なんだ」と少し前向きに捉えられますよね。
失敗は成功のもと、とはよく言ったもんだと本当に思います(笑)

これが大体の私の心構え的な事ですが、皆さんの参考になると嬉しいです。
ちなみに私が真っ先にやるのは「自分へのご褒美を考える」事ですね(笑)

このコラムが出る頃にはもう終わってるんですが、実は今、初めてのスタンダップコメディライブ出演を控えています…
恐い、スタンダップで失敗するの恐すぎる…
とりあえず終わったら大好きなうどん屋さんに行く、というご褒美は決めているので、あとは失敗しないかどうかですね。

上手くいったらテンション上がって次のコラムでちょろっと報告させてもらうと思います!
報告がなければ…その時は察してくださいね(笑)

ステップアップナビゲーター

吉本興業株式会社
株式会社よしもとエンタテインメント沖縄

お笑いコンビ 桃花鳥(トキ)

よすみ

よすみ

タイシロウさんの他のコラム

楽しく働くための3つのヒント

仕事を頑張ることは大切ですが、「頑張りすぎる」と心身のバランスを崩しやすくなります。
自分のメンタル管理は自分でしたいところ。そもそも他人に任せることができないので自分なりの頑張りすぎない方法(メンタル管理法)を私は常に持っています。

まずは自分の「限界ライン」を知ること。
仕事を引き受ける際のキャパシティは?どのくらい働くと疲労感や集中力低下を感じるか?働いていない間もどのくらい仕事のことを考えるとプライベートに支障をきたすか?など、自分なりの限界ラインを把握して休むタイミングを決めておきます。

限界ラインを把握した後は「完璧を目指さない」と「断る」を覚えることです。
「完璧を目指さない」については自分なりの合格ラインを決めましょう。70点以上であればOK!と言ったように100点でなくともそれで完了!もしくは一段落つくタイミングを設けます。

「断る」については
新しく引き受けてもいいのか?決められた時間内に片付けられるのか?プライベートの時間に干渉していないか?私に完遂できるのか?など、限界ラインを把握することで新規の仕事や今進めている仕事が完遂可能かどうか具体的に把握できるようになっているはずです。

限界ラインを越えるようであれば潔く断りましょう。
そして今着手している仕事についても限界ラインを越えるとわかった時点で「託す」ことを考えています。
その際は「できないから、、、」と考えず、「周りに迷惑をかけるよりは!チーム全体のためになる!」と割り切ると良いかもしれません。

最後に仕事以外の「趣味」を持つことです。
趣味を持つことは単にストレスを発散させるだけではなく仕事以外で自分を評価できる軸を持つことにもなります。自分の軸を複数持つと、仕事での失敗で受けたダメージを別軸で分散することができます。
また、趣味で広がる人の輪は場合によっては仕事に繋がることもあります。私がまさにそうなのですが、そうやって得た仕事は不思議と主体的に取り組めるものです。本来「頑張る」べき仕事を「楽しむ」ことができます。

紹介したのはあくまで私にあった方法ですが参考になると嬉しいです。
あなたに合った方法が見つかりますように。

ステップアップナビゲーター

・ラジオパーソナリティ
・メイクマン公式アンバサダー
・空間コーディネーター

タイシロウ

タイシロウ

毎日の「好き」を仕事の力に変える方法

自己投資というと何となくお金や時間をかけて大きな成果を狙うイメージを持つ人もいますが、自己投資はもっと日常的で、肩の力を抜いて始めてもいいものだと僕は思います。
ポイントは、“無理をせず、今の生活に溶け込む形”で自分をアップデートしていくことです。

例えば読書。ビジネス書や専門書でなくても、小説やエッセイから新しい価値観や表現に触れることは、間違いなく自分の内面を豊かにします。
毎日10分でも読書を続けてみると2週間ほどではそれが習慣になっているはずです。しかし読書をやめると2、3日でせっかくの習慣が無くなってしまうのでご注意を。
読書は知識だけじゃなく感性のストックにもなるのでぜひ取り入れたい投資です。

また、自己投資としてオンライン講座や動画も活用しやすい手段です。
今は低価格のものや無料で質の高い学習コンテンツが豊富にあります。
英会話やプログラミング、写真の撮り方、話し方など、自分の興味や仕事に直結するスキルを、どこにいても気軽に学べます。

「体験」も立派な自己投資です。知らない街を散歩する、美術館に行く、コンサートに行くといった体験は、感性を磨き、発想の幅を広げてくれます。直接的な効果は見えにくいかもしれませんが、日々の選択や判断の質にじわじわ効いてきます。

私の好きな体験の一つに映画を観るというのがあります。純粋に気になる作品を選んで観るのですが、この時、観終わった後の感情や感想などを簡単にメモしています。その他の体験に関しても同様に感情や感じ方をメモするようにしています。
時を経て同じ体験をした際の感じ方や見方が変わっているのに気づくと、それが自分自身の成長なのか?はたまた迷いなのか?これをバロメーターに過去と今の自分の変化を知ることができます。

そして、最後に健康も立派な自己投資です。軽い運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠は、学びや仕事のパフォーマンスを大きく左右します。
高価なジムに通わなくても、毎朝のストレッチや近所のウォーキングから始められます。
これも読書と同じように注意が必要でストップしてしまうと2、3日でそれがやらない習慣になってしまうので無理せず、完璧を求めず、自分のペースを見つけましょう。
自己投資は続けていればやがて目に見える成長につながります。1年後に大きな成長になるように、コツコツ積み重ねたいですね!

ステップアップナビゲーター

・ラジオパーソナリティ
・メイクマン公式アンバサダー
・空間コーディネーター

タイシロウ

タイシロウ


とは?

沖縄の20~30代の就職・転職を応援する、ジェイウォームの特設コーナーです!
ジェイウォーム ステップ! 独自の4つの条件で絞り込んだ求人や、お仕事Q&A、豆知識を掲載中!

20~30代の就職・転職を応援する企業の求人掲載中

お仕事を検索する

お仕事の悩み・疑問のQ&Aや、豆知識が見れます

Q&Aを見る

豆知識を見る