ID:456933(2025-25 あかね会)

統括部長 大島 丈司

統括部長の大島さんに聞きました!

ワークライフバランスを実現有給取得率60~70%

子育て中の女性従業員が多く、これまで、育児や介護と両立できるよう、短時間正社員制度を5人利用されています。希望休は各事業所の管理者が調整しており、有給取得率は60~70%位あります。

ケアステーションとデイサービスでは、急なお休みなどは相談してフォローし合える体制になっています。それでも難しい場合は、わたしがフォローに入る流れになっています。

家族も大切にできる職場

一番は従業員のご家族が会社・仕事について理解してくれることが大切だと考えています。

具体的には、従業員への還元として、年に3回ご家族も参加できるイベントを開催しています。1月の新年会・ボーリング大会、夏のバーベキュー、年末の忘年会など、ご家族も参加していただき、一緒に楽しめる機会を設けています。また、歓送迎会も実施しており、従業員同士の交流もあります。

「頑張りすぎない」が、長く働き続けられる秘訣

常に100%の力で働き続けるのは大変です。私たちは、普段は7~8割の力でパフォーマンスを発揮し、本当に集中すべき「ここぞ!」という時に全力を出せる働き方を推奨しています。

障がいのある利用者さんの自立支援が事業の中心であることからも、まずは従業員が「自立」してもらうために、たとえば、「お昼休憩に入ります」といった報告はなしで、1時間の休憩を個々で管理してもらっています。また、残業はしないように周知しています。時間になると、みなさんサッと終業しています。

人との繋がりを大切にする文化

専門的な知識や資格はもちろん大切ですが、それ以上に私たちは「人との関わり」を重視しています。知識や資格は時間とお金をかければ習得できますが、人との接し方やコミュニケーションの取り方は、個々で元々兼ね備えている部分も大きいので重視しています。

従業員が利用者さんに壁を作ってしまうと伝わってしまいますからね。たとえ話すのが苦手でも、言葉以外で伝わる想いはたくさんありますので、まずは仕事に興味があることが大切です。

法人の特徴

株式会社あかね会は、デイサービスをはじめ、ヘルパーステーション、相談支援センター、また、ナースステーションを2025年に開設します。

法人内にさまざまな分野の事業所があるため、自分のできる分野へ異動することも可能です。たとえば、デイサービスで長年勤めていく中で、入浴介助は体力が要るため、体力的な問題や腰痛などを理由に継続が難しくなることもあります。ヘルパーさんへ異動された事例もあります。

また、会社ができて5年経つ中で、月2回、各事業所の管理者が集まって情報交換や困りごとの相談などを最近始めました。トップダウンからボトムアップへ転換していければと考えています。

異業種からの転職事例もあります

特に通所は無資格でもOKなので、これまで老人ホームからの転職や、Webデザイナー、印刷業といった異業種から転職された方も活躍しています。

まずは見学で雰囲気を感じてください!

見学してもらえると、言葉では伝わりづらい雰囲気がわかると思います。面接前にぜひ目で見て肌で感じてもらえたらと思います。

研修からのステップアップ

デイサービスでは、入職1カ月は実地で業務に慣れていただきながら、送迎の運転はベテランスタッフが行い同行をお願いします。様子を見ながら運転も徐々にお願いしていきます。2か月目はほとんどの業務がわかってきます。

ヘルパーステーションはサービス提供責任者が初回から3回は同行します。以降は本人と希望を確認しながら同行を追加する場合もあります。みなさん数回で独り立ちされますね。

どの事業所も、個々の希望で資格取得や役職へチャレンジしていただけます。資格取得支援制度がありますので、意欲のある方は会社がフォローしますよ。

以前は終業後に残って研修ということもありましたが、年4回の法定研修以外はビデオ研修で、個々が見られるタイミングで見てもらっています。

また業務もIT化を推進していて、勤怠はタイムカードから携帯電話で申請に切り替えました。他、電子カルテ、SNSも活用し、PCから申請など、できる対応を増やしています。

今後は多様な働き方に柔軟に対応できるよう、相談員やケアマネージャーは在宅ワークも検討していきたいと考えています。

<昇格の流れ>

昇格は、一般職→主任→相談員(サービス提供責任者)→管理者→部門長の順になります。

昇格に必要な研修を受けていただき、面談の上、役員会議で決定します。早い方は数カ月で役職に就く方もいます。

先輩スタッフに聞きました!

吉田 有香さん (デイサービスのんびり 管理者・作業療法士)

入職のきっかけ

以前は高齢者デイサービスで作業療法士としてリハビリをしていました。子どもが小さかったので短時間勤務でしたが、いちばん下の子が小学校に入学するタイミングで、家の近く、フルタイムで勤務できる職場を探していました。

面接で「ヘルパーやデイなど事業内容が幅広く、覚えることがたくさんあるけど、勉強になると思いますよ」と聞いたことと、何より見学した時の雰囲気がとても良く、従業員さんが楽しそうで明るい挨拶もあったことが決め手になりました。

働いてみてどうですか?

わたしは管理者として、従業員さんが働きやすいように調整することと、利用者さんと従業員が楽しく過ごせるような事業所にすることが仕事です。

たとえば、子育て中の従業員のお子さんが長期休暇の間、お子さんも一緒に出勤できないか、といった相談を調整しています。お子さんが元気で健康でないと仕事と両立が難しいことは、わたし自身が経験してきているので気持ちがわかります。従業員が働きやすいと思えると、長く勤めてもらえて、助かりますからね。

入職当時は「大丈夫かな」と不安はありましたが、色々わからないことは教えてもらえるので慣れてきましたね。また、従業員みなさんが意見を出してくれるので、管理者としては要望がわかり、助かります。入職当時は、わからないことを聞いていいかなと迷うこともありましたが、今はすぐ聞くようになりました。

成長を感じること

以前のリハビリ業務は病院勤務で、患者さんのことは、関わる時間内のことしかわからなかったのですが、今は、利用者さんのご家庭での過ごし方やご家族など、デイサービスにいる時間以外も理解することで、関わり方も変わりました。

仕事は難しいけど、ひとつひとつ積み上げて、振り返って、今、自分がここにいるという実感があり、半年後、ここにいたいな、という未来の成長イメージもあります。前はわからなかったことがわかるようになり、成長を実感できている楽しみがあります。

1日の仕事の流れ

8:30~10:00

お迎え・受け入れ

10:30~

体操

女性は入浴、男性はリハビリなど順次対応

11:45

口腔ケア・体操

12:00

昼食介助

14:00

創作など活動

15:00~16:00

送迎

利用者さんは週平均15~20名で10名位の従業員で対応しています。

20代から40・50代の女性を中心に、男性も活躍しています。

仕事の好きなところ

外出や活動中の従業員・利用者さんの楽しそうな様子を見ることが好きです。横になってリハビリなどをするスペースがあり、そこに座って室内を眺めることが好きです。

わたしのリフレッシュ方法

読書、漫画が好きなので、子どもが寝たあとに楽しんでいます。平日の休みは、子どもが学校に行っている間の一人時間を満喫しています。

先輩スタッフに聞きました!

徳元 勝枝さん (ケアステーションえがお サービス提供責任者)

入職のきっかけ

以前は障がい者と高齢者のデイサービスでの仕事でしたが、家から遠かったので、近くで探していました。事務作業もあるので、自分のスキルアップになると思い応募しました。

働いてみてどうですか?

仕事についていけるか不安でしたが、先輩に教わりながら覚えていきました。また、業務もそうですが、楽しみを覚えていけたので続けられています。

成長を感じること

仕事は難しいけど、ひとつひとつ積み上げて、振り返って、今自分がここにいるという実感があり、半年後にはここにいたいな、と自然と意欲が湧いてきます。前はわからなかったことがわかるようになり、成長を実感できている楽しみがあります。

また、入職してから現場の経験だけではわからなかった、手続きや事務処理を覚えたことで流れがわかるようになり、現場に活かせています。

1日の仕事の流れ

8:00~(早い時は7:30〜)

現場→事務所→現場→事務所…

現場と現場の合間で事務所へ戻って事務処理をしています。

訪問エリアは糸満市、南城市、八重瀬町、南風原町、那覇市です。

1日多い時で5、6件訪問します。

わたしの仕事は、ヘルパーさんの教育、派遣、業務管理、ヘルパーさんが初めて行く現場の同行です。ヘルパーさんがお休みの日は現場に入ります。

やりがい

「0歳から100歳まで」という企業コンセプトがあり、赤ちゃんは赤ちゃんのケアの楽しみ、高齢者のケアは色々な話が聞けて勉強になります。利用者さんと1対1でケアができることが魅力です。

利用者さんそれぞれに合ったケアを常に楽しみながらできています。利用者さんに楽しんでもらえること、ありがとうと言わなくても表現してくれることがやりがいです。

初対面の時は目も合わせてくれなかった利用者さんが、何カ月か経ち、表情が見えるようになり、変わっていく様子が見られ、話しかけてもらえるようになると楽しいですね。

わたしのリフレッシュ方法

常に悩んだことは周りの従業員に話すようにしています。事務所でみんなとわいわい話す時間が好きです。毎日、漫才が繰り広げられています(笑)

また、小物作りが趣味で、利用者さんへプレゼントしています。こどもの日やお雛様など行事の時はお子さんへ、お正月飾りなどを年配の方へプレゼントしています。訪問した時にわたしの作った小物があるとほっこりしますね。